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【3月27日の中国本土市場】

2015.03.27 17:23

 主要指数はいずれも上昇した。上海市場は上海総合指数が前日比0.24%高の3691.09ポイント、A株指数が0.24%高の3868.52ポイントと、小幅に続伸。B株指数は3日ぶりに反発し、0.61%高の310.38ポイントだった。深セン市場は前日に久しぶりの反落となったA株指数だが、本日は反発。1.11%安の2024.52ポイントで引けた。B株指数は0.51%高の1149.59ポイントと、小幅に3日続伸。両市場の売買代金は前日比で約2割も減少。概算で9320億元に後退し、9営業日ぶりに1兆元を割り込んだ。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は再び買いが上回り、買い越し額は2億1100万元に達した。

 週末の本土市場は約6割の銘柄が上昇。住宅価格の低迷に対応するため、中国政府が住宅用地の供給縮小を含むテコ入れ策を発表。これを受け、信達地産(600657)が9.85%高、上海世茂(600823)が5.07%高など、不動産株が堅調だった。景気対策への期待感が広がり、全体の地合いを下支え。前場軟調だった上海総合指数も、後場はプラス圏を維持した。もっとも節目の3700ポイントでは上値が重く、ザラ場で大台に乗せる場面もあったが、終値では割り込んだ。また、上げ幅も限られた。

 前日に合併観測から動意付いた造船セクターだが、本日は調整。昨日ストップ高となった船舶重工(601989)、広州広船国際'A'(600685)、中国船舶(600150)の3銘柄が、いずれも反落した。ドイツの格安航空会社の墜落事故が投資家心理を冷やし、航空株が軟調。最終増益を確保した中国国際航空'A'(601111)は僅差で上げたが、中国南方航空'A'(600029)は3.34%安に沈んだ。石油株も調整し、大手の中国石油天然気'A'(601857)は2ケタ減益の決算が嫌気され、2.41%安。上海総合指数の重しとなった。

 B株市場も底堅く推移。値下がり銘柄は3割半にとどまった。上海B株では大型株の内モンゴル伊泰石炭'B'(900948)が上昇率2位の3.67%高と買い進まれ、指数の上昇をけん引。また、国有企業改革の進展が織り込まれ、上海市政府系銘柄の一角が上昇した。上海三毛企業(900922)が同1位の7.03%高、上海オートメーション器具(900928)が2.26%高。一方で、セメント大手の華新セメント(900933)は14年12月本決算が小幅増益にとどまり、0.83%安とさえない。深センB株では不動産株が好調。深セン特区不動産(200029)が8.05%高、深セン物業発展(200011)が5.14%高、招商局地産控股(2000024)が3.32%高で、上昇率1~3位を占めた。(中国部・畦田)
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