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位元堂薬業、株主割当増資を計画
2015.03.31 17:21
位元堂薬業（00897.HK）は27日、既存株2株につき新株1株を割り当てる株主割当増資（ライツ・イシュー）を実施すると発表した。日本人を含む海外株主は規制があるため増資に応じることはできない。1株あたりの割当価格は0.108HKドル。これにより、少なくとも約2億2063万HKドル（諸費用を除く）を調達する見込みで、工場建設や不動産の買収、債務返済、運転資金などに充てるとしている。売買単位も現在の1万株から2万株に改める。
割当価格の0.108HKドルは2015年3月25日の終値0.158HKドルを31.65％下回る水準。予定スケジュールによると、株主割当増資の権利落ち日は2015年4月17日、売買単位の変更日が4月21日となる。
なお、筆頭株主の宏安集団（01222.HK）は20.5％の持ち株比率に基づき、割当株すべてを取得する予定。さらに最大5億3000万株の新株を引き受ける意向を示している。
今回の情報開示のため、位元堂薬業の株式は2015年3月26日に売買停止となったが、2015年3月27日に取引を再開した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/03/27)
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