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【3月31日の香港市場】

2015.03.31 18:54

 主要指数は小幅に続伸した。ハンセン指数は前日末比0.18%高の2万4900.89ポイント、H株指数は0.32%高の1万2346.09ポイント。レッドチップ指数は3日続伸し、0.25%高の4650.05ポイント。メインボードの売買代金は前日比で約6%増加し、概算で1488億8100万HKドル。昨日に続いて売買代金の今年最高記録を更新し、08年1月23日以来の規模にまで膨らんだ。「港股通」(上海市場からの香港株投資)の買越額は20億5400万元と、連日の20億元台となった。

 前日の米国株市場は住宅統計の上振れや中国の金融緩和期待などを受けて、ダウ平均が8週ぶりの上昇幅を記録。さらに中国政府が不動産引き締めの大幅な緩和に踏み切ったことで、さらなる景気対策への期待感が高まると、本日のハンセン指数は寄り付きで2万5000ポイントの大台を回復した。もっともA株市場が過熱感から調整に転じ、その後のハンセン指数は大台を割り込むと、徐々に上げ幅を縮小。それでも中国本土の投資マネー流入の期待感が引き続き地合いを支え、小幅ながらもプラス引けした。

 本土機関投資家による買いを見込み、本土未上場の有力企業が物色された。百麗国際(01880)が3.31%高、蒙牛乳業(02319)が3.25%高、恒安国際(01044)が1.85%高、テンセント(00700)が1.72%高で、ハンセン指数構成銘柄の上昇率上位を占めた。一方で本土投資家による裁定取引への思惑から、A・H重複上場でH株が割安の銘柄も堅調。麗珠医薬(01513)が3.54%高、中国国際コンテナ(02039)が3.43%高、広州汽車(02238)が2.77%高。華電国際電力(01071)は大幅増益の本決算も手がかりとなり、5.39%高と買い進まれた。また、石油大手の中国海洋石油(00883)が1.48%高としっかり。急速な原油安の中でも昨年通期で最終増益を確保したことが好感された。中国のさらなる金融緩和を織り込み、本土系銀行株も堅調だった。

 一方で本土系不動産株が軟調。前日に引き締め緩和を織り込み上昇した分、緩和発表後は好材料出尽くしから利益確定売りに押された。中国海外発展(00688)が3.65%安で、ハンセン指数構成銘柄の下落率1位。万科企業(02202)の本決算は増益率が縮小し、恒大地産集団(03333)は減益に後退したことから、いずれも調整した。このほか、「シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード」(一帯一路)構想の関連銘柄にも利食い売りが目立った。中国交通建設(01800)は増益の本決算を発表したものの、減配となり4.37%安。中国中鉄(00390)は前日急騰の反動から2.09%安に沈んだ。(中国部・畦田)
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