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江蘇新城不動産、筆頭株主との株式交換を計画

2015.04.08 09:33

 江蘇新城不動産(900950.SS)は8日、同社株の売買停止となっている重大事項について、その内容が同社B株の株主と筆頭株主による株式交換であることを明らかにした。計画が実現すれば、江蘇新城不動産のB株は筆頭株主が発行するA株と交換される見込み。江蘇新城不動産のB株の株主は、上海証券取引所に上場する予定の筆頭株主のA株を取得することになるという。

 すでに筆頭株主の新城控股集団有限公司は株式会社化され、新城控股集団股フン有限公司(新城控股)となった。新城控股はA株を発行し、江蘇新城不動産のB株と交換。これにより新城控股は江蘇新城不動産を吸収する。そのうえで新城控股のA株は上海証券取引所に上場すると説明している。

 B株市場はすでに資金調達機能を失っているうえ、流動性も低下しており、株価は実際の価値を反映できないと説明。こうした状況が株主の利益に悪影響を及ぼしており、この問題を解決することが、今回の計画の背景にあるという。

 この計画に関連する作業が複雑であることから、江蘇新城不動産の株式は売買停止を継続すると説明している。

 なお、江蘇新城不動産と新城控股を傘下に置く新城発展(01030.HK)も、同様の情報を開示している。
 
【出所】上海証取サイト上の公告(2015/04/08)
    香港証取サイト上の公告(2015/04/07)

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