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【4月9日の香港市場】

2015.04.09 18:17

 主要指数は本日も大幅高。ハンセン指数は前日比2.69%高の2万6944.39ポイント、H株指数は2.62%高の1万3748.37ポイントと、いずれも6日続伸。レッドチップ指数は7日続伸し、3.14%高の5227.81ポイント。メインボードの売買代金は昨日に比べ約17%増加し、概算で2915億2900万HKドルに達した。「港股通」(上海市場からの香港株投資)は昨日に続いて買越額が1日の限度額に達し、14時45分(日本時間)に買い注文がストップした。

 昨日の記録的な大商いを受け、本土マネーの香港流入に対する期待がさらに増大。香港の主要指数は大幅高で寄り付いた。ハンセン指数は朝方に2万7000ポイントを突破。H株指数も同じタイミングで1万4000ポイントを抜いた。だが、短期間で上げ幅を積み重ねてきただけに、買いが一巡すると利食い売りに押された。ハンセン指数は上げ幅を縮小した後は大台を挟んで一進一退となり、終値を2万7000ポイントに乗せることができなかった。H株指数は1万4000ポイントを下回る水準で横ばいとなった。

 メインボードの売買代金は、昨日に続いて過去最高記録を更新した。「港股通」は昨日よりも早くストップ。外国為替市場では香港ドル高が上限まで達した。一方、本土市場は全体の6割の銘柄が下落し、「滬股通」(香港経由の上海A株投資)の売越額も昨日を上回った。こうした状況から、中国本土や外国からの資金が、香港市場に流入する動きが続いているもようだ。

 ハンセン指数の構成銘柄では、本日も本土市場では上場していない有名企業の上昇が目立った。パソコン最大手の聯想集団(00992)が上昇率1位の9.07%高。乳業大手の蒙牛乳業(02319)は上海ディズニーランドに製品を提供することで契約したという材料もあり、同3位の6.85%高。マカオ全体のカジノ収益の低迷が指摘されるなか、本土での知名度の高さからサンズチャイナ(01928)が5.92%高、銀河娯楽(00027)が5.56%高といずれも続伸。本土では上場していない不動産株も続伸し、中国海外発展(00688)が6.50%高、華潤置地(01109)が5.47%高。売買代金の急増を好感し、香港交易所(00388)が上昇率2位の8.90%高だった。

 そのほかでは、昨日に続いてA株に比べ割安なH株の上昇が目立った。価格差の大きな浙江世宝(01057)が12.61%高だったほか、中海コンテナ運輸(02866)が17.21%高に達した。売買代金の記録更新を受け、中国銀河証券(06881)が13.03%高、英皇証券(00717)が10.81%高だった。(中国部・千原)
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