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【4月20日の香港市場】

2015.04.20 18:25

 主要指数はいずれも大幅安。ハンセン指数は前営業日比2.01%安の2万7094.93ポイント、H株指数は2.92%安の1万4111.34ポイントと続落したほか、レッドチップ指数は4営業日ぶりに急反落し、2.81%安の5207.37ポイントだった。メインボードの売買代金は概算で2110億500万HKドルとなり、先週末比で約2%減少。「港股通」(上海市場からの香港株投資)は3億4900万元の買い越しにとどまった。

 ギリシャのデフォルトリスクや中国の景気減速などが警戒され、先週末の欧米株市場は大幅に調整。外部環境が急速に悪化するなか、週明けの香港市場は利益確定売りに押された。中国の預金準備率の大幅引き下げというポジティブサプライズを手がかりにハンセン指数は前場こそ概ね小幅安で推移したが、後場で上海総合指数に足を引っ張られ、大きく崩れた。中国政府による信用買いの規制強化、信用売りの規制緩和を受け、A株市場が大幅に調整。これが香港市場の地合いを悪くした。

 原油相場の反落もあり、石油・ガス・石炭などエネルギー株が大幅に調整した。崑崙能源(00135)が7.11%安、中国石油天然気(00857)が6.12%安で、ハンセン指数構成銘柄の下落率1、2位。このほか、中国海洋石油(00883)が3.45%安、神華能源(01088)が1.92%安。さらに「シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード」(一帯一路)構想の関連セクターも利益確定売りに見舞われた。経営統合を前に急速に値上がりしていた中国北車(06199)と中国南車(01766)が調整し、本日はいずれも10%以上も調整した。また、中国政府が新設する自由貿易区の最終プランを発表。これによる好材料出尽くし感から、廈門国際港務(03378)が10.50%安、大連港(02880)が9.09%安、中遠太平洋(01199)が5.87%安と、港湾株も値下がりした。

 さらに中信証券(06030)が6.95%安、中国建設銀行(00939)が2.10%安、中国工商銀行(01398)が1.32%安、新華人寿保険(01336)が2.17%安など、本土系金融株がA株に連れ安した。工業用電力価格の引き下げを受け、華電福新能源(00816)が5.86%安、中国広核電力(01816)が5.56%安、大唐国際発電(0991)が3.98%安など、電力株も低迷した。

 一方で業界再編の観測から、通信セクターが逆行高。中国電信(00728)が2.74%高、中国聯合網絡通信(香港)(00762)が2.33%高、中国移動(00941)が0.09%高と、三大通信会社がそろって値上がりした。(中国部・畦田)
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