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【5月8日の香港市場】

2015.05.08 18:09

 主要指数はそろって上昇。ハンセン指数は7日ぶりに反発し、前日比1.05%高の2万7577.34ポイント。H株指数は2.04%高の1万4049.66ポイント、レッドチップ指数は2.27%高の5376.58ポイントと、いずれも4日ぶりに大幅反発した。メインボードの売買代金は前日に比べ約14%減少し、概算で1391億3400万HKドルにとどまった。「港股通」(上海市場からの香港株投資)は2億3900万元の買い越しだった。

 前日のニューヨーク市場はダウ平均が3日ぶりに反発。外部環境の好転を受け、ハンセン指数は高く寄り付いた。その後は総じて安定的に推移したが、上海総合指数が後場で下げに沈むと、香港の主要指数も上げ幅を縮める場面もあった。だが、上海総合指数が高値引けし、終値で4200ポイントを回復すると、香港の主要指数も後場の中盤からじりじりと上げ幅を拡大。H株指数は3日ぶりに終値を1万4000ポイント台に乗せた。ただ、米雇用統計の発表を控えていることから様子見ムードが強く、売買代金はここ約5週間で最低の水準に落ち込んだ。

 ハンセン指数の構成銘柄では、昨日軟調だった海外籍の本土系企業の上昇が目立ち、招商局国際(00144)が4.52%高、聯想集団(00992)が4.23%高、華潤置地(01109)が3.89%高と、上昇率1~3位に並んだ。深セン市場と香港市場の株式相互取引「深港通」をめぐり、早ければ月内にもルールが発表されるという憶測が広がり、本土マネーの香港流入への期待感が高まった。海外籍の本土系企業は知名度が高いものの、本土では上場していないことから、本土マネーの物色対象になるとの思惑が広がったもようだ。また、原油相場の下落を好感し、国泰航空(00293)が上昇率4位の3.49%高だった。

 一方、原油相場の下落を嫌気し、海底油田採掘の中国海洋石油(00883)が下落率2位の2.16%安。消費関連株の下げも目立ち、中国旺旺(00151)が同1位の3.78%安、蒙牛乳業(02319)が同3位の1.20%安、百麗国際(01880)が同4位の1.05%安だった。

 そのほかの銘柄では、「深港通」への期待感から、深セン市場と香港市場の重複上場銘柄が大幅高。山東新華製薬(00719)が16.88%高、山東墨龍石油機械(00568)が13.13%高、浙江世宝(01057)が11.02%高だった。アリババグループの決算が市場予想を上回ったことを受け、傘下の阿里健康(00241)が11.02%高、阿里巴巴影業(01060)が3.78%高だった。(中国部・千原)
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