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【5月26日の香港市場】

2015.05.26 18:30

 主要指数はそろって続伸。ハンセン指数は前営業日比0.91%高の2万8249.86ポイント、H株指数は2.55%高の1万4801.94ポイント、レッドチップ指数は1.19%高の5370.16ポイントだった。メインボードの売買代金は先週末に比べて約4割も増加。概算で2001億6300万HKドルに達した。2000億HKドル超えは先月20日以来。「港股通」(上海市場からの香港株投資)の買越額も大きく増加し、20億8900万元に上った。

 香港が祝日だった前日の本土市場は大相場となり、上海総合指数が連騰。この追い風を一気に織り込み、連休明けの香港市場は買いが先行した。ハンセン指数は節目の2万8000ポイントを大きく上回るなど、主要指数はいずれも朝方に本日の高値を記録。その後は幾分上げ幅を縮めたが、大引けまで堅調に推移した。本日も本土市場が好調で、H株指数はA・H重複上場株がけん引役となり、ほかの指数より上げ幅は大きかった。中国本土と香港間の「基金互認」(投資信託の相互販売)の解禁で新規マネー流入への期待感が膨らんだ。さらに中国政府が主導する総額2兆元近くのPPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ:公民連携)投資計画も、投資家心理を強気に向かわせた。

 金融面での中国本土・香港間の関係強化が好感され、金融セクターが大きく変われた。商い活発への期待感から、香港交易所(00388)がハンセン指数構成銘柄の上昇率1位となる5.38%高。本土系金融株も動意付き、中国人寿保険(02628)が同3位の3.63%高、交通銀行(03328)が3.05%高、平安保険(02318)が2.76%高と、上昇率上位に入った。さらにA・H重複上場株が全面高の様相。特に本土マネーの流入を見込んで、A株に比べてH株が割安の銘柄が急伸した。重慶鋼鉄(01053)が14.35%高、大連港(02880)が9.81%高、広州広船国際(00317)が8.73%高、洛陽玻璃(01108)が8.48%高、山東新華製薬(00719)が6.38%高など。また、中国政府が軍事白書を発表。軍近代化が前面に出された内容となり、軍需メーカーの傘下にある中国航天国際(00031)が26.00%高、中国航天万源(01185)が15.38%高と急伸した。

 一方で先週末に急騰した百麗国際(01880)が反落し、5.91%安でハンセン指数構成銘柄の下落率1位。アリババ・グループとの提携報道を否定したことで、利益確定売りが膨らんだ。食品大手の康師傅(00322)は1-3月期が二桁の減収減益となり、同2位の5.00%安。さらに香港財閥系の主力株がやや低迷した。長江和記(00001)が4.12%安、利豊(00494)が2.84%安、九龍倉集団(00004)が1.44%安。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が年内の利上げ見通しに言及しており、これが金融政策で米国と連動する香港の地場系銘柄に影響したもようだ。(中国部・畦田)
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