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【5月28日の香港市場】

2015.05.28 18:34

 主要指数は大幅に続落。ハンセン指数は前日比2.23%安の2万7454.31ポイント、H株指数は3.52%安の1万4183.00ポイント、レッドチップ指数は2.45%安の5209.69ポイント。メインボードの売買代金は前日に比べて約3割増加。概算で2060億4800万HKドルに達した。「港股通」(上海市場からの香港株投資)の買越額も大きく減少し、わずか1600万元だった。

 前日の米国市場は反発したものの、早期利上げへの警戒感は燻る状況。さらにギリシャの債務問題で来週末までの合意は難しいとの観測も高まり、外部環境はやや不安定だった。こうしたなか、本日の香港市場は利益確定の動きが拡大。主要指数は下げ幅を広げた。特に本土市場の暴落の影響が響き、ハンセン指数は600ポイント以上も下落して大引け。幅広い本土系銘柄がろうばい売りに見舞われた。

 中国の積極的な金融緩和に変化の兆しが表れ、本土系の金融・不動産株が総崩れの状況。中国人寿保険(02628)が4.34%安、交通銀行(03328)が4.16%安、中国銀行(03988)が3.71%安、中国海外発展(00688)が2.87%安、華潤置地(01109)が2.72%安など、主力銘柄が軒並み下げた。天津市を本拠とする大手デベロッパーの融創中国(01918)は同業他社への買収計画の中止にともない、5.72%安。このほか、中国経済の先行き不透明感が強まり、景気敏感セクターが売られた。特にA・H重複上場の銘柄はA株急落の煽りを受け、重慶鋼鉄(01053)が7.93%安、北京金隅(02009)が6.28%安、洛陽玻璃(01108)が6.04%安、ヤン州煤業(01171)が5.40%安、中国アルミ(02600)が4.49%安。電力需要の低迷が警戒され、華電国際電力(01071)が5.86%安、華能国際電力(00902)が4.15%安、京能清潔能源(00579)が2.97%安と、電力株がさえない。

 一方で親会社による非公開化の計画を明らかにした帝盛酒店(02266)は16.17%の逆行高。非公開化の対価が時価を上回る水準であり、買いが膨らんだ。このほか、中堅の不動産株が大きく物色され、漢港房地産(01663)が44.59%高、緑景(中国)地産(00095)が35.97%高、東原地産(00668)が29.03%高、新天地産(00760)が20.00%高で引けた。(中国部・畦田)
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