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【6月3日の香港市場】

2015.06.03 17:56

 主要指数はまちまち。ハンセン指数は前日比0.69%高の2万7657.47ポイント、レッドチップ指数は0.11%高の5183.09ポイントと、いずれも反発。H株指数は続落し、0.61%安の1万4114.94ポイント。メインボードの売買代金は前日に比べ約3%増加し、概算で1505億4600万HKドル。「港股通」(上海市場からの香港株投資)は6億4700万元の買い越しだった。

 前日のニューヨーク市場は、ギリシャ債務問題の不透明感を背景に、ダウ平均が小反落。外部環境が不安定ななか、ハンセン指数は堅調に推移。本日上場した長江地産(01113)が時価総額を押し上げ、ハンセン指数の上昇に寄与した。一方、H株指数は主力の金融株や石油株が売られたことで、軟調な値動きに終始。レッドチップ指数は不動産株などが重荷となり、小幅高にとどまった。ギリシャ債務問題のヤマ場や米雇用統計の発表を控え、昨日に続いて様子見ムードが強かった。

 ハンセン指数の構成銘柄では、長江グループの不動産事業を引き継いだ長江地産が、70HKドルで寄り付き、後場の中盤で77.55HKドルの高値を付けた。74.10HKドルで引け、指数の上昇に貢献した。また、神華能源(01088)が2.82%高と続伸し、2日連続で上昇率1位。引き続き石炭の値上げが好感されたもようだ。原油相場の上昇を好感し、中国海洋石油(00883)が同2位の1.80%高。大型株の上昇も目立ち、中国移動(00941)が同3位の1.75%高、テンセント(00700)が0.57%高、HSBC(00005)が0.47%高だった。恒安国際(01044)は1.21%高。紙おむつの輸入関税の引き下げが懸念されていたが、影響は限定的とアナリストが評価し、買い推奨を維持したことが好感された。

 一方、長江グループの非不動産事業を継承した長江和記(00001)が利益確定売りに押され、下落率1位の3.98%安。昨日の下落率1位だった利豊(00494)が続落し、本日は同2位の2.56%安。このほか本土系の金融株、不動産株の下落が目立った。カジノ株は下げ止まらず、銀河娯楽(00027)が0.57%安。サンズチャイナ(01928)が0.17%安だった。

 そのほかの銘柄では、鉄道建設株が買われ、中国鉄建(01186)が4.20%高、中国中鉄(00390)が3.38%高。中国南車(01766)と中国北車(06199)の合併が完了し、二大鉄道建設会社がこれに続くとの思惑買いが入った。(中国部・千原)
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