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【6月22日の香港市場】

2015.06.22 17:49

 主要指数はそろって上昇した。ハンセン指数は続伸し、前営業日比1.19%高の2万7080.85ポイント。H株指数は1.49%高の1万3383.68ポイント、レッドチップ指数は1.12%高の49383.35ポイントと、いずれも3営業日ぶりに反発した。メインボードの売買代金は先週末に比べて約36%も減少。概算で905億7600万HKドルだった。1000億HKドル割れは今年3月17日以来。「港股通」(上海市場からの香港株投資)は端午節にともない、本日も休止。23日から再開される。

 週明けの香港市場では買い戻す動きが目立った。ハンセン指数は小高く推移。大引けにかけて上げ幅を広げ、2万7000ポイントを回復した。先週末のA株急落の反動から、A・H重複上場株の一角が反発。また、ギリシャ情勢についても、無秩序なデフォルトやユーロ圏離脱という最悪シナリオは避けられるとの観測が出てきた。これも香港株の反発を支えた。

 中国共産党機関紙「人民日報」が金融政策には政策的余地は大きいとの論評を発表。一層の金融緩和が織り込まれ、保険セクターが堅調だった。最大手の中国人寿保険(02628)は大手格付け会社による高格付け付与が手がかりとなり、2.99%高。香港系のAIA(01299)は大手投資銀行による投資判断引き上げを受けて2.92%高となり、ハンセン指数構成銘柄の上昇率1、2位に入った。混合所有制改革の進展が見込める銀行セクターも上昇。すでに改革の実行段階に入っている交通銀行(03328)が同3位の2.84%高。同行に次ぐ改革の試験行として有力視される中国銀行(03988)は1.94%高だった。さらに金融緩和を織り込む買い戻しは不動産セクターなどでもみられた。遠洋地産(03377)が7.12%高、緑城中国(03900)が2.76%高、万科企業(02202)が2.22%高など。このほか、原油価格の下落を追い風に、中国南方航空(01055)が3.57%高、中国国際航空(00753)が2.65%高、国泰航空(00293)が1.97%高と、航空株が上昇。

 一方で証券株は当局による証券引き締めへの警戒感から、華泰証券(06886)が3.74%安、広発証券(01776)が3.29%安、中国銀河証券(06881)が2.08%安と、証券株が軟調。個別では中国置業投資(00736)が24.16%安と急落した。大規模な増資や売買停止期間中の相場変動などが織り込まれた。建機メーカーの中国龍工(03339)は中間期の業績悪化見通しを受けて1.82%安。IT企業の中国民航信息網絡(00696)は大株主による持ち株の一部売却が伝わり、1.29%安に沈んだ。(中国部・畦田)
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