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【6月25日の中国本土市場】

2015.06.25 17:38

 主要指数はそろって下落。上海市場は上海総合指数が前日比3.46%安の4527.77ポイント、A株指数が3.45%安の4742.38ポイントと、3日ぶりに大幅反落。B株指数も大きく反落し、4.62%安の455.85ポイントだった。深セン市場はいずれも3日ぶりに反落し、A株指数が3.76%安の2842.34ポイント、B株指数が1.88%安の1523.66ポイント。両市場の売買代金は前日に比べ約4%増加し、概算で1兆5499億元。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は昨日を超える売り越しとなり、売越額は35億5600万元だった。

 銀行の預貸比率を75%以内に制限する規制について、国務院が撤廃する方針を決定。実現すれば、6兆6000億元に上る資金が市中に放出されると紹介する報道も流れた。こうした好材料が出た一方で、中国証券監督管理委員会(CSRC)が28社のIPO(新規公開)申請を承認。投資家の資金がIPOへの応募に回ることへの懸念が高まった。IPOや半期末の影響でSHIBOR(上海銀行間貸出金利)が上昇するなか、中国人民銀行(中央銀行)は2カ月あまりにわたって停止していた公開市場操作を再開し、買いオペを通じて約350億元の資金を放出。投資家は足元の銀行の資金繰りを意識したもようだ。

 上海市場は始値で4700ポイントを回復したものの、こうした複雑な状況を背景に、前場は大台と前日終値を挟んで一進一退。後場に入ると売り方が優勢となり、4600ポイントを割り込み、終了間際には4500ポイントを下回る場面もあった。だが、ここで押し目買いが入り、かろうじて終値での4500ポイント割れを回避した。上海市場は全体の7割半の銘柄が下落。深セン市場も下落銘柄が全体の7割に上った。売買代金は5営業日ぶりに1兆5000億元を超えた。

 上海A株市場では幅広い銘柄が売られるなか、昨日に続いて電力株の一角が堅調で、華電国際電力'A'(600027.SS)が7.08%高、華能国際電力'A'(600011.SS)が4.14%高。国投電力(600886.SS)の売買停止を機に、中央政府系電力会社の再編に対する期待が高まっている。一方、このところ堅調だった銀行株、保険株、石油株の多くが売られた。

 上海B株市場は下落銘柄が全体の9割あまりに達した。双銭(900909.SS)は資産買収と増資がCSRCに承認されたが、好材料の出尽くし感からストップ安。引き続き純粋B株が大きく下げ、恒天凱馬(900953.SS)がストップ安だった。上昇したのはわずか3銘柄だった。チタン合金メーカー買収を予定している上海鼎立科技(900907.SS)は、本日もストップ高だった。深センB株は全体の8割半の銘柄が下落した。昨日の上昇率2位だった長安汽車(200625.SZ)が、本日も0.59%高としっかり。(中国部・千原)

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