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【6月26日の香港市場】

2015.06.26 18:30

 主要指数はいずれも大幅に続落した。ハンセン指数は前日比1.77%安の2万6663.87ポイント、H株指数は2.81%安の1万3088.19ポイント、レッドチップ指数は2.12%安の4904.81ポイント。メインボードの売買代金は前日比で3割弱増加し、概算で1512億8300万HKドル。「港股通」(上海市場からの香港株投資)は8億6000万元の売り越しに転じた。

 ギリシャ政府と債権団との断続的な交渉は依然として妥結点を見出せず、デフォルト回避に向けた最終的な交渉は27日のユーロ圏財務相会合に持ち越された。ギリシャのデフォルト懸念から世界的なリスクオフが続き、週末の香港市場も売りに押された。主要指数は安く寄り付くと、大引けまで低迷。A株市場で上海総合指数が一本調子で急落した影響で、香港の主要指数も後場で下げ幅を広げた。

 A株IPO(新規公開)や中間期末の資金需要などを受け、中国本土で資金の逼迫感が一層強まった。これまでの高レバレッジ取引の巻き戻しが加速し、A株市場が急落。これによりA・H重複上場株が幅広く売られた。特に平安保険(02318.HK)が3.52%安、中国建設銀行(00939.HK)が2.60%安、交通銀行(03328.HK)が2.46%安など、主力の本土系金融株が軒並み売られ、指数の下げを主導した。直近で底堅い動きをみせていた航空大手3社も、中国南方航空(01055.HK)が8.39%安、中国東方航空(00670.HK)が5.97%安、中国国際航空(00753.HK)が5.06%安と、大きく売られた。

H株以外の本土系銘柄も多くが下落。特に食品セクターがさえず、食品コングロマリット「中糧集団」傘下の中国食品(00506.HK)と中国糧油控股(00606.HK)がそれぞれ10.95%安、8.51%安。台湾系の康師傅(00322.HK)も4.05%安と振るわず、ハンセン指数構成銘柄の下落率3位に沈んだ。

 また、ギリシャ情勢の不透明感から、外需関連株も低調。同国での事業展開に意欲を示す港湾大手の中遠太平洋(01199.HK)は2.02%安に沈んだ。このほか、大手商社の利豊(00494.HK)が2.35%安、航空大手の国泰航空(00293.HK)が2.20%安など、香港地場系の有力銘柄が軟調。金融業世界大手のHSBC(00005.HK)が1.50%安で、ハンセン指数の下げ幅を広げた。

 こうしたなか、シンガポールのゲーム開発会社であるIGG(08002.HK)が6.27%高。メインボードへの指定替えが好感され、多くの銘柄が調整する中で逆行高を演じた。(中国部・畦田)

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