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【7月24日の香港市場】

2015.07.24 18:57

 主要指数はいずれも反落した。ハンセン指数は前日比1.06%安の2万5128.51ポイント、H株指数は1.31%安の1万1679.02ポイント、レッドチップ指数は0.97%安の4568.51ポイント。メインボードの売買代金は前日をわずかに下回り、概算で783億6000万HKドル。連日の800億HKドル割れとなり、薄商いが鮮明だった。一方で「港股通」(上海市場からの香港株投資)の買越額は5億700万元に増加した。

 米国市場では前日も主要企業の決算内容が嫌気されてダウ平均が3日続落。さらに商品相場も原油を中心に下げ続けた。これにより世界的にリスクオフに傾くと、週末の香港市場でも売りが目立った。特に朝方に発表された7月の財新中国製造業PMI(速報値)が15カ月ぶりの低水準となったことで、海外投資家は中国経済の更なる減速を警戒。週末要因で政策の不透明感も根強く、主要指数は大引けまでマイナス圏で低迷した。

 金融緩和観測の後退もあり、本土系金融株が軟調。生保最大手の中国人寿保険(02628)が3日続落し、2.99%安でハンセン指数構成銘柄の下落率1位に沈んだ。足元持ち直してきた証券株が戻り売りに押され、中国銀河証券(06881)が3.00%安、中信証券(06030)が1.70%安。大手投資銀行が海運セクターの収益見通しを引き下げたことから、中海コンテナ運輸(02866)が4.96%安、中国遠洋控股(01919)が3.42%安。市場予想を下回るPMIを受け、本土系の景気敏感株が総崩れの様相になった。特に中国稀土(00769)が7.00%安、北京金隅(02009)が3.35%安、馬鞍山鋼鉄(00323)が2.98%安など、素材・資源関連の銘柄がさえない。また、国内の生鮮豚肉価格の急騰を受け、食肉加工最大手の万洲国際(00288)が4.57%安。調達コストの上昇が警戒された。全般的に原材料価格の上昇が警戒され、中国食品(00506)が4.17%安など、食品加工のセクターに調整圧力が高まった。

 一方、業界の最悪期は過ぎたとの見方から、マカオのカジノ株が堅調。サンズチャイナ(01928)が1.49%高で、昨日に続いてハンセン指数構成銘柄の上昇率1位。個別では産業廃棄物処理大手の東江環保(00895)が1.98%高としっかり。6月中間決算(速報値)で増益を確保し、買い安心感が広がった。通信設備メーカーの京信通信(02342)は中間期の大幅増益見通しを明らかにし、7.81%高。香港の証券会社である申万宏源香港(00218)も同じく大幅増益の見通しを手がかりに、1.87%高としっかり。(中国部・畦田)
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