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【8月13日の中国本土市場】

2015.08.13 18:14

 主要指数はいずれも反発した。上海市場は3日ぶりに急反発。上海総合指数が前日比1.75%高の3954.55ポイント、A株指数が1.75%高の4143.09ポイント、B株指数が1.77%高の370.08ポイントだった。深セン市場はA株指数が急反発し、2.21%高の2405.53ポイント。B株指数は3日ぶりの小反発で、0.67%高の1239.00ポイントだった。両市場の売買代金は前日比で約3%減少。概算で1兆764億元にとどまった。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は買い越しとなり、買越額は3億元だった。

 中国人民銀行(中央銀行)が発表した人民元の基準レートは本日も安く、前日に比べて1%以上の元安水準。その後の外為市場でも元安で推移した。人民元の先安感は引き続き強く、資本流出の懸念や足元の景気低迷などが重しになり、上海総合指数は3900ポイントを割り込んで前引けした。もっとも、急激な元安を受けて中国人民銀行が緊急に開いた記者会見の内容が伝わると、地合いも徐々に改善。指数は後場半ばから上げ幅を広げ、3900ポイント台半ばで高値引けした。中央銀行は急激な元安トレンドは一巡したとの認識を示した上で、今後も極端な通貨安には為替介入で対応する姿勢を強調。これが投資家心理の改善につながった。

 両市場全体は7割半の銘柄が上昇。人民元安を受けて大幅に続落していた航空セクターだが、本日は持ち直した。中国東方航空'A'(600115)が4.01%高、中国国際航空'A'(601111)が2.74%高、中国南方航空'A'(600029)が1.72%高と、大手3社が反発。家電業界の第13次5カ年計画(16~20年)が年内に出されるとの観測から、長虹電器(600839)がストップ高、青島ハイアール(600690)が2.15%高など、家電株がしっかり。さらに国有企業改革の進展を織り込み、国有企業株が物色された。特に同改革をリードする上海市政府系の銘柄が上昇。豫園商城(600655)、上海金橋輸出加工区開発'A'(600639)、上海電力(600021)などがストップ高となった。一方で金鉱株が戻り売りに押され、山東ゴールド(600489)が2.31%安と反落。また、天津市で発生した大規模な爆発事故による影響が懸念され、天津港(600717)が2.13%安とさえない。

 B株市場もA株に連れ高し、多くの銘柄が反発。特に上海B株は国有企業改革の思惑買いもあり、指数も大幅高となった。上海市政府系の上海開開実業(900943)がストップ高。上海市北高新(900902)が5.80%高、上海錦江国際実業投資(900914)が5.04%高など業種を問わず買われ、上昇率の上位を占めた。深センB株では航空株の山東航空(200152)が持ち直して2.49%高。一方で自動車販売の深セン特力集団(200025)が利食い売りに見舞われ、7.45%安に沈んだ。(中国部・畦田)
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