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【8月25日の中国本土市場】

2015.08.25 17:09

 主要指数は4営業日連続で大幅安。上海市場は上海総合指数が前日比7.63%安の2964.96ポイント、A株指数が7.62%安の3106.33ポイント、B株指数が8.51%安の277.31ポイント。深セン市場はA株指数が7.09%安の1829.63ポイント、B株指数が4.32%安の1014.06ポイント。両市場の売買代金は前日に比べて2%増加、概算で6454億元だった。昨日に続いて多くの銘柄が早々にストップ安に沈み、押し目買いは限られたことで、薄商いが続いた。一方で「滬股通」(香港経由の上海A株投資)の買越額は80億7100万元に達し、連日の大商いとなった。

 本土市場は昨日に続いて全面安の様相。値上がりはわずか43銘柄で、ストップ安の銘柄は2000前後に達した。上海総合指数は3000ポイントの大台割れこそ免れたが、前日終値に比べて6%以上も安くスタート。その後は下げ幅をある程度縮めたが、後場で再び一本調子で下落。結局、取引終了間際に大台を割り込み、そのまま安値引けした。終値での3000ポイント割れは8カ月ぶり。前日のダウ平均が一時1000ドル以上も下落するなど、頼みの米国市場も地合いが大幅に悪化。これにより、個人投資家はリーマンショックに匹敵する世界同時株安の再来や世界経済の低迷を警戒し、見切り売りが加速した。

 さらに国内要因でも引き続き悪材料が多い。現地では本日の急落の背景として、◆人民元の基準レートが8営業日ぶりに元安水準になったことで、一方的な通貨安や資本流出への警戒感が広がった、◆前日は記録的な株安になったにもかかわらず、証券当局によるPKO(株価維持策)の痕跡が見当たらなかったことから、政策の不透明感が高まった、◆想定されていたサポートラインが次々と破られたことで下値のめどが立たなくなり、ろうばい売りが加速した、◆足元の急落が株式担保取引や多くの高レバレッジ取引を直撃し、株券の強制決済が膨らんだ、◆景気減速の懸念が強まる一方で追加の景気対策は見送られ、経済の先行き不透明感や政策当局への不信感が広がった―――ことなどがあげられている。
 
 セクター、大型・中小型問わず、大半の銘柄が売り込まれた。本日も多くの企業が中間決算を発表したが、康恩貝製薬(600572)と吉キン風能科技(601218)がストップ安、老鳳祥'A'(600612)が3.40%安など、増益確保の銘柄でも地合いの悪さには勝てなかった。

B株も連日の全面安となり、ストップ安も目立った。上海B株市場では天津天海投資(900938)がストップ安。天津市での爆発事故の余波も警戒された。上海陽晨投資(900935)は大規模再編の最終プランを明らかにしたが、すでに織り込み済みで3.53%安だった。深センB株でもストップ安銘柄が続出。京東方科技(200725)は大幅な増収増益となった中間決算を発表したものの、反応薄でストップ安に沈んだ。(中国部・畦田)
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