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【8月25日の香港市場】

2015.08.25 18:13

 主要指数はまちまち。ハンセン指数は8日ぶりに反発し、前日比0.72%高の2万1404.96ポイント。H株指数は8日続落し、0.91%安の9514.04ポイント。レッドチップ指数は7日続落し、0.13%安の3820.13ポイント。メインボードの売買代金は前日に比べ約3%減少し、概算で1344億9900万HKドル。「港股通」(上海経由の香港株投資)は本日も売り越しとなり、売越額は2億8900万元だった。

 前日のニューヨーク市場はダウ平均が大幅に5日続落した。一時的であるにしろ下げ幅が1000米ドルを超える場面もあり、リスクオフの流れが持続。国内外の投資家も注目する上海総合指数も、本日は6.41%安で寄り付いた。こうしたなか香港の主要指数は低くスタートしたものの、朝方で上げに転じた。1週間を超える大幅調整を経たことで値ごろ感も鮮明なうえ、ダウ平均先物が上げ幅を広げたことが追い風となった。だが、上海総合指数が大幅安で推移し、後場ではさらに下げ幅を拡大したことから、香港市場でも本土系の銘柄が売られ、主要指数は再び下げに沈んだ。ハンセン指数は2万1000ポイントを割り込む場面もあったが、香港地場系や外国系の銘柄に支えられ、反発して終了。一方、本土系の大型株が重荷となり、H株指数とレッドチップ指数は下げ幅こそ縮めたものの、続落で引けた。

 ハンセン指数の構成銘柄では、ダウ平均先物の動きを手がかりに、米系保険会社のAIA(01299)が上昇率1位の5.02%高。値ごろ感からテンセント(00700)が同2位の4.72%高。中国本土の景況感悪化や株安を受けて追加の金融緩和をめぐる期待感も浮上していることから、本土系の保険株や不動産株が堅調。中国人寿保険(02628)が2.67%高、中国海外発展(00688)が1.65%高、平安保険(02318)が1.95%高。華潤置地(01109)は26.64%増益の6月中間決算を好感し、上昇率4位の3.87%高だった。世界的な株安を受け、米国の利上げが先送りされるのではとの見方から、米ドル金利に敏感な香港系の銀行株や保険株の一角が堅調だった。

 一方、原油相場の下落を嫌気し、主力のエネルギー株が続落。下落率3位の神華能源(01088)が3.35%安だったほか、中国海洋石油(00883)が2.34%安、中国石油化工(00386)が1.94%安、中国石油天然気(00857)が1.73%安。景況感が悪化するなかで上海銀行間貸出金利(SHIBOR)が上昇傾向にあることが嫌気され、本土系銀行株も売られた。15年6月中間決算を発表した銘柄では、14.77%減益の康師傅(00322)が下落率1位の5.06%安。10.84%増益だった恒安国際(01044)は後場で下げに転じ、同4位の2.63%安だった。(中国部・千原)
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