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【9月11日の中国本土市場】

2015.09.11 17:31

 主要指数は深センB株を除いて反発した。上海市場は上海総合指数が前日比0.07%高の3200.23ポイント、A株指数が0.06%高の3352.36ポイントと、小幅に反発。B株指数は2.38%高の310.79ポイントと大幅高だった。深セン市場はA株指数が0.62%高の1863.04ポイント。一方でB株指数は小幅に続落し、0.54%安の1072.49ポイントだった。両市場の売買代金は前日比で約16%減少し、概算で5161億元にとどまった。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は引き続き買い越しだったが、買越額は大幅に減少し、6600万元に過ぎなかった。

 週末の本土市場は膠着感が鮮明。前場の上海総合指数は前日終値を挟んだ小動き。後場は弱含む場面もあったが、もみ合いながらも終値を3200ポイントに乗せることができた。両市場全体では6割弱の銘柄が上昇。今後も中国証券金融公司によるPKO(株価対策)が続くとの観測が強まり、地合いを下支え。値ごろ感もあらためて意識され、買い戻す動きが広がった。

 上海ディズニーランド関連も含め、上海地場系の銘柄が堅調。上海強生(600662)、上海交運(600676)、豫園商城(600655)、上海錦江国際実業投資'A'(600650)などがストップ高。地場系デベロッパーである上海外高橋保税区開発'A'(600648)、上海金橋輸出加工区開発'A'(600639)、上海陸家嘴金融貿易区開発'A'(600663)の3社もそろってストップ高で引けた。

 一方で国家統計局による小売・生産・投資の各統計の発表を明後日に控え、統計下振れへの警戒感が重しになった。前日発表の生産者物価指数(PPI)がデフレ懸念を裏付けたことも尾を引いた。さらなる業界不況を懸念し、鉄鋼セクターが低迷。重慶鋼鉄'A'(601005)は増資による希薄化懸念も加わり、3.26%安と続落した。銀行株も中国銀行'A'(601988)が1.75%安など戻り売りに押され、指数の足を引っ張った。

 なお、上海B株は地場系銘柄が好調で、値下がりは4銘柄のみ。A株に連れ高し、上海錦江国際実業投資(900914)が6.86%高、上海金橋輸出加工区開発(900911)が4.54%高など、上海市政府系の銘柄が上昇した。一方で深センB株の値下がりは16銘柄に上った。本日売買を再開したテレビ大手の康佳集団(200016)がストップ安に沈み、指数の下げを主導。自動車市場全体の低迷を受け、長安汽車(200625)が2.70%安で、下落率2位となった。(中国部・畦田)
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