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【9月14日の香港市場】

2015.09.14 18:17

 主要指数はまちまち。ハンセン指数は前営業日比0.26%高の2万1561.90ポイント、H株指数は0.10%高の9728.72ポイントと、小幅ながらも3営業日ぶりに上昇した。一方のレッドチップ指数は小反落し、0.0004%安の4020.15ポイント。メインボードの売買代金は先週末に比べて約2割の減少。概算で695億5800万HKドルにとどまった。「港股通」(上海経由の香港株投資)の買越額は大幅に減少し、わずか4300万元に過ぎなかった。

 先週末の米国市場は比較的落ち着いた地合いとなり、ダウ平均が続伸。さらに週末に中国政府が国有企業改革の指導意見を発表したこともあり、週明けの香港市場では買い戻す動きが先行。主要指数はいずれもプラス圏でスタートした。もっとも、徐々に売り圧力も強まり、その後は先週末の終値を挟んで一進一退。A株市場の急落も重しになった。ハンセン、H株の両指数はかろうじてプラス引けしたが、レッドチップ指数はわずかにマイナス圏に沈んだ。前日発表された8月の小売・投資・生産の各統計も中国の景気減速を裏付ける内容となり、地合いに影響した。さらに今週、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることから、様子見ムードもみられた。

 政府は国有企業改革の指導意見を発表。中央政府の強い指導の下に改革が進むとの見方から、国務院直轄の中央企業に属する銘柄が一部物色された。中国石油化工(00386)が1.36%高、神華能源(01088)が0.78%高と、石油・石炭の両大手が上昇。物流系の中国外運(00598)は親会社に再編の観測が出ており、思惑買いから3.14%高。インフラ建設の分野でも中国中鉄(00390)が売買停止になったことにより、ライバルの2社も再編狙いから中国交通建設(01800)が1.79%高、中国鉄建(01186)が1.66%高と、値上がりした。個別では、広州汽車(02238)が親会社による株式買い増しを受けて2.60%高。さらに香港系不動産株の新昌管理集団(02340)が急伸し、7.44%高。支配権の変更も含む再編の可能性が浮上し、これが材料視された。

 一方で本土系証券株がそろって下落。当局が複数の証券大手に厳しい行政処分を下したことが影響した。海通証券(06837)が3.83%安、中信証券(06030)が3.72%安、広発証券(01776)が2.68%安、華泰証券(06886)が1.73%安。また、婦人靴大手の百麗国際(01880)が6.98%安と続落し、ハンセン指数構成銘柄の下落率1位。6-8月の厳しい経営成績が見切り売りを加速させた。弱い経済指標から電力需要の減速感が強まり、電力株が低迷。大唐国際発電(00991)が4.38%安、華電国際電力(01071)が2.57%安、華潤電力控股(00836)が2.45%安と売られた。(中国部・畦田)
 
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