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【11月4日の中国本土市場】

2015.11.04 17:11

 主要指数はそろって急反発。上海市場は上海総合指数が前日比4.30%高の3459.63ポイント、A株指数が4.31%高の3622.98ポイントと、4営業日ぶりに上昇した。B株指数は大幅続伸し、3.06%高の364.08ポイント。深セン市場は3日ぶりに急反発し、A株指数は5.13%高の2185.84ポイント、B株指数が2.55%高の1175.86ポイント。両市場の売買代金は前日比で約6割も急増。概算では9941億元に達した。対照的に「滬股通」(香港経由の上海A株投資)の売越額はさらに拡大。一気に21億9100万元まで膨らんだ。

 本土市場はほぼ全面高。上海総合指数は小高く寄り付くと、大引けまで順調に上げ幅を拡大。6営業日ぶりに3400ポイント台を回復して引けた。140ポイント以上の上昇幅は今年9月16日以来。本日の急反発の背景として、◆次期5カ年計画(16~20年)の草案全文が公表され、政策期待が高まった、◆中国人民銀行(中央銀行)の周小川・行長の論文を通じ、「深港通」(深セン・香港ストック・コネクト)の年内スタートの観測が高まった、◆習近平・国家主席と台湾の馬英九・総統による首脳会談開催の決定が伝わり、両岸関係の更なる発展が織り込まれた、◆10月の財新サービス業PMIが大きく上昇し、景気減速の懸念が和らいだ、◆株価指数先物が急騰し、個人投資家のマインド改善につながった、◆中国最大級の私募ファンドを率いる著名な若手投資家が当局から摘発された件で前日まで投資先の銘柄が売られてきたが、このろうばい売りが一巡した―――などが挙げられる。
 
 両市場のストップ高は200銘柄を超えた。「深港通」の年内スタートの観測を受け、太平洋証券(601099)、興業証券(601377)、中信証券'A'(600030)など証券株が軒並みストップ高。後場で周行長の論文は今年5月時点のものと判明したが、騰勢は衰えなかった。中台首脳会談を控え、台湾関連の銘柄が好調。海を隔てて向かい合う福建省の貿易大手である廈門国貿(600755)がストップ高。同省で空港を運営する廈門空港(600897)もストップ高で引けた。幅広いセクター・銘柄が買い進まれ、「滬股通」の構成銘柄は全面高となった。

 B株市場もA株に連れ高。値下がりは上海・深センそれぞれ1銘柄にとどまった。上海B株では重大な再編計画の中止を明らかにした上海三毛企業(900922)が逆行安となり、5.41%安に沈んだ。一方、B株改革の加速を織り込み、大化集団大連化工(900951)がストップ高、黄石東貝電器(900956)が9.45%高、上海凌雲実業(900957)が7.18%高と、純粋B株が急騰。深センB株では白酒大手の安徽古井貢酒(200596)が2.22%安となったが、ワイン大手の張裕葡萄酒(200869)は3.02%高と好調だった。(中国部・畦田)
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