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【11月25日の中国本土市場】

2015.11.25 17:54

 主要指数はいずれも続伸。上海市場は上海総合指数が前日比0.87%高の3647.93ポイント、A株指数が0.87%高の3820.13ポイント、B株指数が1.93%高の384.75ポイントだった。深セン市場はA株指数が1.90%高の2452.86ポイント、B株指数が0.13%高の1213.38ポイント。両市場の売買代金は前日比で約18%増加。概算で1兆152億元と、再び1兆元の大台を回復した。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は連日の買い越しで、買越額は1億5300万元だった。

 前場の上海総合指数は前日終値を挟んで一進一退。来週のIPO(新規公開)再開にともなう需給悪化の警戒感に加え、トルコによるロシア軍機撃墜のニュースが飛び込み、地政学的リスクが意識された。もっとも、後場に入ると地合いが改善。今月末の国際通貨基金(IMF)による人民元の特別引出権(SDR)への採用が確実視されるなか、政府の一連の成長戦略や景気対策、A株新規口座開設数の増加、「滬股通」や証券保証金の純流入などが買いの手がかりになった。

 本土市場は7割以上の銘柄が上昇。ベンチャー企業などが多く上場する「創業板」の銘柄が動意付き、テーマ株に循環物色の買いがみられた。IT関連の銘柄が上昇。この流れは上海A株にも広がり、金証科技(600446)がストップ高、恒生電子(600570)が5.59%高、信雅達システム(600571)が3.74%高。メディア株が好調で、時代出版(600551)がストップ高、安徽新華メディア(601801)が7.94%高、中文天地メディア(600373)が6.89%高。ロシア軍機撃墜、フランスのテロ事件など地政学的リスクの上昇にともない、軍工関連の銘柄が上昇。中船防務'A'(600685)は3.28%高で引けた。個別では工作機械メーカーの瀋機集団昆明機床'A'(600806)が債務免除の計画を発表して売買を再開。ストップ高で取引を終えた。

 B株市場は好地合いが続き、値下がり数は7銘柄に限られた。上海B株ではB株改革の進展を織り込み、純粋B株が上昇。上海匯麗建材(900939)が8.55%高、上海凌雲実業(900957)が6.95%高、黄石東貝電器(900956)が5.84%高で、上昇率1~3位を占めた。大型石炭株の内モンゴル伊泰石炭'B'(900948)は3.99%高で、指数の上昇をけん引。一方の深センB株では大型不動産株の招商局地産控股(200024)が下落率1位の3.33%安に沈み、指数の足を引っ張った。(中国部・畦田)
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