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【12月18日の香港市場】

2015.12.18 17:51

 主要指数いずれも小幅に反落。ハンセン指数は3日ぶりに下落し、前日比0.53%安の2万1755.56ポイント。H株指数は5日ぶりに反落し、0.33%安の9634.41ポイント。レッドチップ指数は4日ぶりの調整で、0.88%安の4007.17ポイントだった。メインボードの売買代金は概算で748億5500万HKドル。前日に比べ約2%減少した。「港股通」(上海経由の香港株投資)は13億4400万元の買い越しだった。

 前日のニューヨーク市場はダウ平均が4日ぶりに反落。米国の本格的な原油輸出国への転換が世界的な供給過剰感を高め、原油安が進んだことが響いた。外部環境の悪化を受け、本日の香港の主要指数は安くスタート。その後は米国の利上げ発表を受けたアク抜け感や、中央経済工作会議をめぐる中国当局への政策期待などが支えになり、ハンセン、H株の両指数はプラス圏を回復して前引け。しかし、来週からクリスマス休暇に入ることから、全般的には方向感に欠ける展開。後場は利益確定の売りが目立ち、主要指数はいずれもマイナス圏で引けた。

 原油安が嫌気され、資源・エネルギー株が軟調だった。中国石油天然気(00857)が2.11%安、中国海洋石油(00883)が1.75%安と、大型石油株が低迷。石炭大手の内モンゴル伊泰石炭'H'(03948)は4.16%安に沈んだ。世界的な資源安を背景にバルチック海運指数(BDI)の低迷も続いており、中国遠洋控股(01919)が9.11%安、中海コンテナ運輸(02866)が3.98%安、中遠国際控股(00517)が2.95%安、中外運航運(00368)が1.36%安と、海運株の下げが目立った。内需関連株もさえず、康師傅(00322)が4.31%安、恒安国際(01044)が3.39%安、蒙牛乳業(02319)が2.73%安、中国旺旺(00151)が2.28%安と、ハンセン指数構成銘柄の下落率上位に並んだ。

 一方で香港系不動産株が堅調だった。米国の利上げにともない、香港金融当局も金利の引き上げを決定。一方で香港の地場銀行は住宅金利の据え置きを決めたことが手がかりになった。信和置業(00083)が2.28%高、長江和記(00001)が1.77%高、恒隆地産(00101)が0.79%高。また、米国経済の楽観的見通しを織り込み、大手商社の利豊(00494)が1.21%高だった。大幅な原油安を好感し、中国南方航空(01055)が4.05%高、中国東方航空(00670)が3.52%高と、航空株が上昇。個別では栄養補助食品メーカーの南京中生(03332)が4.24%高。サプリメントのネット通販会社の買収計画を明らかにし、これが好感された。(中国部・畦田)
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