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【12月21日の香港市場】

2015.12.21 17:59

 主要指数いずれも反発。ハンセン指数は前営業日比0.16%高の2万1791.68ポイント、H株指数は1.16%高の9746.99ポイント、レッドチップ指数は0.22%高の4016.08ポイント。メインボードの売買代金は先週末に比べ約20%減少し、概算で598億8200万HKドル。「港股通」(上海経由の香港株投資)は6億3800万元の買い越しだった。

 先週末のニューヨーク市場は、原油安を嫌気し、ダウ平均が大幅続落。外部環境の悪化を受け、香港市場の主要指数は低く寄り付いたものの、中国本土系の大型株を中心に買いが入り、すぐに上げに転じた。来年の経済政策の方向性などを話し合う中央経済工作会議が近く終了することから、景気対策などへの期待感が高まったもようだ。本土系金融株が堅調で、H株指数は上げ幅を広げたが、ハンセン指数やレッドチップ指数は本土系通信株や香港地場系銘柄が重荷となり、小幅高にとどまった。クリスマス休暇を控えて市場は閑散としており、売買代金は約1カ月ぶりに600億HKドルを割り込んだ。

 ハンセン指数の構成銘柄では、中央銀行による資金供給を好感し、本土系銀行株が堅調。交通銀行(03328)が1.85%高、中国工商銀行(01398)が1.06%高、中国建設銀行(00939)が0.94%高、中国銀行(03988)が0.57%高だった。中国本土市場が堅調だったことを受け、本土系保険株も買われた。平安保険(02318)が1.63%高、中国人寿保険(02628)が0.58%高だった。電力体制改革への期待から、華潤電力控股(00836)が2.72%高。中央経済工作会議で住宅在庫の消化などが話し合われていると伝わっており、本土系不動産株も堅調。中国海外発展(00688)が1.70%高、華潤置地(01109)が0.90%高だった。

 一方、時価総額の大きなHSBC(00005)が0.65%安。競合関係にあるシティグループが人員削減に乗り出すという情報を受け、これを嫌気したもようだ。本土系通信株がそろって軟調で、中国聯合網絡通信(香港)(00762)が1.04%安、中国移動(00941)が0.39%安だった。このほかでは香港系不動産株の下げが目立った。

 そのほかでは、復星グループの銘柄がそろって堅調。復星医薬'H'(02196)は医療機器・診断キット子会社のスピンオフ上場計画を手がかりに2.96%高。復星国際(00656)は欧州のプライベートバンクの買収を見送ったことを好感し、2.16%高だった。中国信達資産管理(01359)は南洋商業銀行を買収する計画を材料に1.83%高だった。(中国部・千原)
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