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【12月24日の香港市場】

2015.12.24 17:11

 主要指数は小幅に続伸し、H株指数が前日比0.71%高の9953.21ポイント、レッドチップ指数が0.16%高の4061.99ポイントだった。ハンセン指数は4日連続で上昇し、0.44%高の2万2138.13ポイント。本日はクリスマスイブで前場のみの立ち合い。メインボードの売買代金は概算で268億8700万HKドルにとどまった。「港股通」(上海経由の香港株投資)はクリスマスのため半日のみの取引となり、2億1200万元の買い越しだった。12月25日から休みに入り、12月28日に再開予定。

 クリスマス間近の前日のニューヨーク市場はダウ平均が上昇。直近の原油相場の持ち直しが好感された。世界的にややリスクオンに傾くなか、本日の香港市場でも主要指数が高くスタート。もっとも、本日は前場のみの取引であり、クリスマス間近であることから投資意欲が鈍く、ハンセン、レッドチップの両指数は上げ幅を縮め、小幅高で引けた。H株指数は本日の高値圏でもみ合い、そのまま大引け。1万ポイントの大台を前に上値の重さが目立った。

 原油安の一服感を好感し、資源・エネルギー株が総じて堅調だった。中国海洋石油(00883)が3.06%高でハンセン指数構成銘柄の上昇率1位。中国石油天然気(00857)が2.28%高、中国石油化工(00386)が2.27%高と、三大石油株が指数の上昇を支えた。石炭最大手の神華能源(01088)が2.12%高、天然ガスサプライヤーの崑崙能源(00135)が1.38%高など、主だった銘柄がしっかり。また、国務院が気候変動に関する記者会見を開き、パリでの交渉責任者だった解振華・特別代表が17年からの排出権取引の全国展開方針を発表。これを受け、クリーンエネルギー関連の銘柄が物色された。中国広核新能源(01811)が4.65%高、華能国際電力(01071)が3.56%高、華能国際電力(00902)が1.77%高、華電福新能源(00816)が1.33%高など。

このほか、黒竜江省ハルビン市で国家級新区の建設が決まり、地場系の哈爾濱電気(01133)が1.96%高、哈爾濱銀行(06138)が0.90%高。個別では電子部品商社の時捷集団(01184)が4.57%高。子会社のスピンオフ上場に絡み、現物配当の割当株数を発表したことで配当狙いの買いが集まった。港湾大手の中遠太平洋(01199)も特別配当の計画が好感され、2.94%高。

 一方で本土・香港系ともに不動産株がさえず、新世界発展(00017)が2.18%安、華潤置地(01109)が1.34%安で、ハンセン指数構成銘柄の下落率1,2位。原油安の一服感が航空株の利益確定につながり、中国南方航空(01055)が2.47%安、中国東方航空(00670)が0.89%安、中国国際航空(00753)が0.46%安。個別では大理石採掘業者の中国金石(01380)が6.11%安。破産手続きに基づく筆頭株主保有株の売却で最終支配者の交代や再編観測が高まり、前日に急伸。ただ、思惑買いに過ぎず、買い一巡後の本日は利益確定に押された。(中国部・畦田)
【取引時間(日本時間)】
香港市場 10:30~13:00 / 14:00~17:00
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