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【1月5日の中国本土市場】

2016.01.05 17:36

 主要指数はA株が下落、B株が上昇。上海市場は上海総合指数が前日比0.25%安の3287.71ポイント、A株指数が0.26%安の3440.78ポイントと、小幅に3日続落。B株指数は3日ぶりに反発し、1.77%高の404.36ポイント。深セン市場はA株指数が大幅に3日続落し、1.87%安の2175.23ポイント。B株指数は反発し、1.19%高の1253.28ポイントだった。両市場の売買代金は概算で8115億元に上り、取引時間が短縮した昨日との比較では約36%増だった。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は16億2100万元の買い越しだった。

 昨日の中国本土市場は、CSI300指数(滬深300指数)の下落率が7%に達したことを受け、導入初日のサーキットブレーカーが発動し、取引時間が短縮された。こうした混乱があったことから、本日の寄り付きが注目されたが、上海総合指数の始値は3200ポイント割れとなり、さらなる混乱が懸念された。だが、ザラ場に入ると、急速に下げ幅を縮め、3300ポイントを回復し、上げに転じた。

 こうした急反転の背景には、中国証券監督管理委員会(CSRC)が寄り付き前に発表した緊急声明の影響があった。昨年夏の急落を受けて、中国政府は上場企業の大株主に保有株の売却を禁じていたが、その期限が今月8日で切れ、1兆元を超える株式が市場に放出されるという情報が、昨日から投資家の間に広まっていた。こうしたことから、今回の緊急声明でCSRCは大株主の保有株売却規制が当面続くと強調し、投資家の不安を払しょくに努めた。また、外電が伝えた消息筋情報によると、株価を支えるために本日午前から政府系の資金が株式市場に投入されたもよう。銀行や鉄鋼などの大型株の買い付けに投じられたという。

 だが、後場に入ると、上海総合指数は再び下げに転じ、中盤で3200ポイントを割り込んだ。そこから下げ幅を縮め、小幅安で引けた。上海市場は全体の6割近くの銘柄が下落。大型石油株は下げたものの、主な銀行株、保険株、鉄鋼株が堅調だったことで、上海総合指数の下げ幅は小さかった。一方、深セン市場の下落銘柄は全体の6割半だったが、政府による買い支えの対象になりそうな銘柄が少ないことから、深センA株指数の下げ幅は大きかった。

 上海B株市場の上昇銘柄は全体の8割あまりに上った。深センB株市場は全体の7割の銘柄が上昇した。(中国部・千原)
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