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【1月5日の香港市場】

2016.01.05 18:31

 主要指数はいずれも続落。ハンセン指数は前日比0.64%安の2万1188.72ポイント、H株指数は0.94%安の9223.01ポイント、レッドチップ指数は0.86%安の3880.55ポイントだった。メインボードの売買代金は概算で724億3500万HKドル。前日に比べ約2%減少した。「港股通」(上海経由の香港株投資)は3億3900万元の買い越しだった。

 前日の急落の反動もあり、前場の香港の主要指数は概ね前日終値を挟んだ小動きとなった。一方で上海総合指数が後場中盤にかけて再び崩れると、香港市場でも下げ幅を広げ、ハンセン指数は2万1000ポイント割れを視野に入れた。中国経済の先行き不透明感、中東情勢の緊迫化、急速な人民元安などに起因した海外投資家のリスクオフに押された。もっとも、上海総合指数が大引けにかけて下げ幅を縮めると、香港でも買い戻す動きが活発化。主要指数はいずれも続落して引けたが、下げ幅は一定程度縮めた。中国当局による為替・株式市場での介入の観測、A株市場での当局のPKO(株価維持策)継続への期待感などが後場で広がり、押し目買いにつながった。

 中国経済の減速や米国経済の伸び悩み、中東情勢の緊迫化などから、世界経済低迷の観測が台頭。港湾株の招商局国際(00144)が3.18%安でハンセン指数構成銘柄の下落率1位に沈んだ。パソコン世界大手の聯想集団(00992)は海外販売低迷への警戒感から1.47%安。また、世界的な供給懸念から原油安が続いており、石油大手の中国石油天然気(00857)が1.59%安、石炭大手の神華能源(01088)が1.04%安など、資源・エネルギー株が概ねさえない。このほか、インフラ建設関連の銘柄が下げ、株洲南車(03898)が6.11%安、中国鉄建(01186)が4.57%安、中国中車(01766)が4.51%安、安徽海螺水泥(00914)が3.30%安、中聯重科(01157)が2.87%安だった。

 一方でリスク回避の公益インフラ買いがみられた。本土系電力株は電力価格引き下げによる悪材料も織り込まれ、押し目買いが先行。華潤電力控股(00857)が4.50%高でハンセン指数構成銘柄の上昇率1位となったほか、華能国際電力(00902)が5.05%高、華電国際電力(01071)が4.32%高。多結晶シリコンメーカーの新特能源(01799)は国家開発銀行との戦略的提携が好感され、3.62%高で引けた。玩具メーカーの中国瀛晟娯楽(00209)は医療事業への進出計画を手がかりに5.55%高。また、製紙大手の山東晨鳴紙業'H'(01812)は親会社による株式買い増しが材料視され、4.58%高で引けている。(中国部・畦田)
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