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東北電気、筆頭株主の交代を受けH株が売買再開

2016.01.08 10:12

 東北電気(00042.HK)は7日、蘇州青創貿易集団有限公司(蘇州青創)が新たな筆頭株主になったことを明らかにした。新東北電気投資有限公司(新東投)の保有株(現在の発行済み株数の9.33%)を総額8億元で取得した。

 新筆頭株主の蘇州青創は増資を実施し、資本金を1億元から8億元に拡大。蘇州青創への出資比率は劉均氏の支配会社が30%、劉氏のビジネスパートナーである王政氏の支配企業3社が計70%となった。

 多角経営の持ち株会社である蘇州青創は、東北電気にスマート技術に関連するソフト・ハードウエア事業資産を注入する一方、東北電気から送変電業務を段階的に切り離し、主力事業を転換していく方針。東北電気は第三者企業からの資産買収も検討しており、その資金確保に向けて蘇州青創への新株発行を計画しているという。

 なお、同社のA株とH株は2015年11月23日から売買を停止していたが、H株は2016年1月8日に再開した。一方でA株の売買停止は継続するという。

(同件につきましては、2015年12月29日付「資産交換で送変電業務資産を譲渡へ」、2015年12月24日付「筆頭株主が保有株売却で正式契約」、2015年12月1日付「重大な再編で基本合意」をご参照ください)
 
【出所】香港証取サイト上の公告(2016/01/07)

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