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【1月13日の中国本土市場】

2016.01.13 17:20

 主要指数はいずれも反落。上海市場は上海総合指数が前日比2.42%安の2949.59ポイント、A株指数が2.42%安の3087.20ポイント、B株指数が1.10%安の355.40ポイント。深セン市場はA株指数が3.47%安の1872.67ポイント、B株指数が1.07%安の1174.13ポイント。両市場の売買代金は前日比で約6%減少。概算で5189億元にとどまった。半日立会やサーキットブレーカー発動の日を除き、昨年10月以降で最少の商いとなった。一方で「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は2億元の買い越しに転じた。

 本日の本土市場は不安定な地合いとなった。オフショア市場での中国人民銀行(中央銀行)による連日の人民元買い介入に加え、中国当局が各銀行に対して資本取引での人民元売りに関する監視強化を要求。人民元安からの利益を狙う投機筋に対する当局の一連の対抗策が手がかりとなり、人民元の先安感が後退。前日の米国市場が上昇すると、それを追い風に、本日の上海総合指数も小高く寄り付いた。

 しかし、日本時間12時前に発表された12月の貿易統計(米ドル建て)は輸出入が引き続きマイナス成長となり、通年の貿易総額も6年ぶりに前年実績を割り込んだ。この結果が織り込まれ、人民元のスポットレートが下落すると、地合いも悪化。上海総合指数は前引け間際から前日終値を挟んでもみ合い、大引けにかけて急速に下げ幅を広げ、3000ポイントの大台を割り込んだ。終値での大台割れは昨年の急落局面で最安値(2927.28ポイント)を記録した8月26日以来。来週発表予定のGDP(国内総生産)の下振れへの警戒感に加え、直近のスピード調整による担保株券や建て玉の強制決済、心理的な支持線だった3000ポイント割れによるろうばい売りの加速、証券当局への失望感なども、株安につながった。

 業界再編による思惑から、宝山鋼鉄(600019.SS)が4.18%高、武漢鋼鉄(600005.SS)が2.07%高と、鉄鋼の両大手が上昇。また、親会社が手厚い配当案を提案したことを受け、昆明製薬(600422.SS)が3.67%高で引けた。もっとも、両市場全体では2400以上の銘柄が下落。大半のセクターがろうばい売りに曝された。機械、IT、不動産、金融、資源などの主力株が軒並み売られ、指数の下げを主導した。

 B株市場もA株に連れ安。ただ、A株ほど地合いは悪くなく、上海B株では地場系の観光株が買われた。上海ディズニーランドの6月開園のニュースが好感され、上海錦江国際酒店発展(900934.SS)が2.77%高、上海錦江国際トラベル(900929.SS)が0.63%高。一方で通年の貿易総額がリーマンショック以来の減少となった衝撃は大きく、商社の上海物資貿易(900927.SS)が下落率1位の5.22%安に沈んだ。深センB株でも港湾株の深セン赤湾港航(200022.SZ)が2.73%安とさえない。(中国部・畦田)

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