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【1月25日の香港市場】

2016.01.25 18:17

 主要指数はそろって続伸。ハンセン指数は前営業日比1.36%高の1万9340.14ポイント、H株指数は0.84%高の8173.11ポイント、レッドチップ指数は1.76%高の3432.91ポイント。メインボードの売買代金は先週末に比べ約17%減少し、概算で744億2000万HKドル。「港股通」(上海経由の香港株投資)は4億8500万元の買い越しだった。

 先週末のニューヨーク市場は日本や米国の追加金融緩和への期待感を背景に、ダウ平均が続伸。原油相場も上昇し、追い風となった。こうした外部環境を受け、香港の主要指数は高く寄り付き、その後も堅調に推移した。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催や米国の国内総生産(GDP)の発表を控え、様子見ムードも強かった。売買代金は5営業日ぶりに800億元を下回った。

 ハンセン指数の構成銘柄では、先週末の米国市場でIT(情報技術)関連株が買われた影響で、パソコン世界最大手の聯想集団(00992)が上昇率1位の5.61%高、インターネットサービス大手のテンセント(00700)が同3位の3.81%高。原油相場の上昇を好感し、中国海洋石油(00883)が同2位の4.75%高だったほか、崑崙能源(00135)が3.37%高、中国石油化工(00386)が3.12%高、中国石油天然気(00857)が2.88%高となり、上昇率4~6位に並んだ。香港ドルが対米ドルで上昇に転じ、香港金融株が堅調。恒生銀行(00011)が2.19%高、中銀香港(02388)が1.98%高、HSBC(00005)が1.41%高だった。

 一方、華潤ビール(00291)が下落率1位の6.39%安。昨年下期の業績に失望したとして、アナリストが目標株価を引き下げたことが嫌気された。また、先週末の上昇率が2ケタに達した神華能源(01088)が利益確定売り押され、下落率2位の1.40%安。このほかリスクオンの動きを受け、ディフェンシブな香港系公益株の一角が軟調だった。

 このほかの銘柄では、中国農業銀行(01288)が0.73%安。北京支店の手形割引部門で約39億元に上る資金が詐取される事件が発生し、これが売り材料となった。詐取された資金は株式投資になどに回されたもようで、行員が当局の取り調べを受けているという。新城発展(01030)は5.00%安。オーナー経営者が当局の調査を受けていることが明らかとなり、これが嫌気された。桑徳国際(00967)が約10カ月ぶりに売買を再開したが、CFO(最高財務責任者)の引責辞任につながった不正会計問題を嫌気し、62.14%安で引けた。(中国部・千原)
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