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クロコダイル、実質筆頭株主が保有株売却の可能性も

2016.01.29 11:50

 クロコダイル(00122.HK)は28日、実質筆頭株主の林建名・主席が全保有株(現在の発行済み株数の50.38%)の売却に向け、第三者投資家と覚書を交わしたと発表した。売却が実施された場合、支配権の交代によりマンダトリー・オファー(義務的公開買付)が行われるという。さらにクロコダイルは売却前に再編を実施し、株主に対し不動産や商標の保有会社の株式を現物配当する計画。その後、現物配当株式の現金化を目的に、林主席は公開買付を実施するという。

 なお、林主席と第三者投資家は独占期間を設け、正式契約に向けて交渉を進めていくとしている。

 今回の情報開示のため、同社株は2016年1月26日に売買停止となったが、2016年1月29日に取引を再開した。
 
【出所】香港証取サイト上の公告(2016/01/28)

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