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深セン賽格、重大な再編計画の詳細

2016.02.04 14:02

 深セン賽格(200058.SZ)は4日、重大な資産再編の詳細を明らかにした。親会社の深セン市賽格集団有限公司(賽格集団)から、電子部品マーケット事業や、不動産開発・管理・投資事業などの優良資産を買収する計画。総買収額は45億417万4600元に上り、うち85%は新株で支払う。さらに深セン賽格は複数の投資家を対象にA株の第三者割当増資を実施し、最大で20億元を調達する計画。調達資金は今回買収する企業が展開する不動産開発プロジェクトなどに投じるという。一連の再編を通じて親会社の全体上場がほぼ完成する見通し。事業間のシナジー効果を高め、新しいビジネスモデルを追求していくとしている。

 具体的には、賽格集団の傘下にある企業4社の出資持分55~100%を買収する予定。買収対象の2015年10月末時点の純資産は計8億4442万6300元に上り、2015年1-10月の売上高の合計は6億2638万6000元、純利益は1億4818万1600元だった。

 第三者割当増資の割当価格の下限と、対価株の発行価格はいずれも9.97元を予定。深セン賽格は今回の再編で最大5億8460万8700株の新株を発行し、賽格集団の持ち株比率は45.37%に上昇する見通し。賽格集団が取得する新株には36カ月、それ以外は12カ月のロックアップ期間が設定される。また、賽格集団が現時点で保有する2億3735万9700株についても、再編完了後から12カ月は売却しないことを約束している。

 今回の再編のため、同社株は2015年11月4日から売買を停止。深セン証券取引所が再編プランを審査することから、同社株の売買停止を継続するという。
 
 
【出所】深セン証取サイト上の公告(2016/02/04)

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