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【2月17日の香港市場】

2016.02.17 17:58

 主要指数はいずれも3営業日ぶりに反落した。ハンセン指数は前日比1.03%安の1万8924.57ポイント、H株指数は1.24%安の7928.76ポイント、レッドチップ指数は1.08%安の3390.80ポイント。メインボードの売買代金は前日に比べ約6%減少し、概算で669億5100万HKドル。「港股通」(上海経由の香港株投資)は8億7200万元の買い越しだった。

 産油国の生産調整への期待感が高まり、前日の米国株市場ではダウ平均が大幅に続伸。さらに1月の中国の良好な金融統計も引き続き好感され、本日の香港の主要指数は前場半ばまで堅調に推移した。もっとも、サウジアラビアを含む産油国4カ国の合意は減産まで踏み込まない内容にとどまっており、トレーダーはその効果を疑問視。原油市場は引き続き売りに押された。これが香港株の投資家心理を徐々に冷やし、主要指数は前引けまでにマイナス圏に沈むと、後場も低迷した。ハンセン指数は1万9000ポイント、H株指数は8000ポイントを再び割り込んで大引けしている。

 産油国の協調減産への期待感が遠のき、資源・エネルギーセクターの多くが反落した。崑崙能源(00135)が4.05%安、中国海洋石油(00883)が3.94%安、中国石油化工(00386)が3.61%安、中国石油天然気(00857)が3.01%安と、石油・ガス株がハンセン指数構成銘柄の下落率1~4位を占めた。原油安リスクは株安のリスクを連想させ、保険・証券株が軟調。平安保険(02318)が2.37%安、広発証券(01776)が1.56%安、中国人寿保険(02628)が1.50%安などとさえない。本土系以外の金融株も低迷。特に先ごろ本社所在地のロンドン継続を決めた金融世界大手のHSBC(00005)が1.68%安に沈み、ハンセン指数の足を引っ張った。英国の欧州連合(EU)離脱の可能性が織り込まれた。このほか、機械セクターがさえない。本日取引を再開した工作機械メーカーの瀋機集団昆明機床(00300)が8.95%安と急落。筆頭株主の交代や増資の計画が中止となり、さらなる経営悪化が予想されることから売りが膨らんだ。

 一方で収益回復の期待感から、マカオのカジノ株が堅調。サンズチャイナ(01928)が1.75%高、銀河娯楽(00027)が1.41%高と買われた。また、業界再編の加速が織り込まれ、安徽海螺水泥(00914)が6.32%高、中国建材(03323)が4.30%高、中国中材(01893)が3.87%高、北京金隅(02009)が1.90%高など、建材セクターが上昇。また、政策支援を織り込み、風力発電事業者が買われた。華能新能源(00958)が12.10%高、大唐新能源(01798)が6.25%高、龍源電力(00916)が4.46%高。(中国部・畦田)
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