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【2月24日の香港市場】

2016.02.24 18:14

 主要指数はいずれも続落。ハンセン指数は前日比1.14%安の1万9192.45ポイント、H株指数は1.33%安の8061.71ポイント、レッドチップ指数は1.51%安の3441.04ポイント。メインボードの売買代金は前日に比べ約3%増加し、概算で606億9800万HKドル。「港股通」(上海経由の香港株投資)は8億9300万元の買い越しだった。

 サウジアラビアの石油相が原油減産の可能性をあらためて否定。これを受けて前日の米国市場では原油相場が反落し、これにつれ株式市場でもダウ平均が反落した。外部環境の悪化を受け、本日の香港株市場はリスク回避の売りが先行。ハンセン指数は前場で下げ幅を広げ、後場初めには1万9000ポイント割れが視野に入った。その後はA株市場が持ち直し、指数も下げ幅をやや縮小。続落したものの、大台は維持した。原油リスクに加え、朝鮮半島と南シナ海の情勢が不安定化しており、地政学的リスクも売り材料となった。
 
 原油相場の反落を受け、石油株が反落した。中国海洋石油(00883)が3.03%安、中国石油化工(00386)が2.72%安、中国石油天然気(00857)が2.12%安と、三大石油株が全体の地合いを冷やした。石炭最大手の神華能源(01088)が1.89%安、天然ガスサプライヤーの崑崙能源(00135)も1.78%安。さらに、マカオのカジノ株が大きく調整した。地場系大手の澳門博彩控股(00880)は15年12月本決算が大幅減益に沈んだことを受け、9.82%安。これに連れ安し、外資系のサンズチャイナ(01928)も2.58%安で引けた。また、香港系アパレル大手のエスプリ(00330)も赤字転落の15年12月中間決算が嫌気されて4.94%安。個別では台湾系食品大手の康師傅(00322)が6.37%安で、ハンセン指数構成銘柄の下落率1位に沈んだ。大幅減益見通しを受けて複数の金融機関が投資判断などを引き下げ。これが売りを膨らませた。

 一方で中国政府が主導するサプライサイド(供給側)改革で業界再編が進むとの観測から、非鉄大手が堅調。中国稀土(00769)が7.07%高、中国アルミ(02600)が5.92%高、新疆新キン砿業(03833)が4.41%高、中国大冶有色金属(00661)が1.49%高などと買われた。肥料メーカーの中海石油化学(03983)は好業績見通しを手がかりに、6.50%高。また、観光株の香港中旅(00308)が3.73%高と堅調だった。親会社の再編観測が支援材料になったもようだ。(中国部・畦田)
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