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【2月26日の香港市場】

2016.02.26 18:47

 主要指数は4日ぶりに急反発した。ハンセン指数は前日比2.51%高の1万9364.15ポイント、H株指数は2.06%高の8034.30ポイント、レッドチップ指数は3.20%高の3487.77ポイント。メインボードの売買代金は前日に比べ約1%減少し、概算で624億7400万HKドル。「港股通」(上海経由の香港株投資)は3億3500万元の買い越しだった。

 3月にも産油国間で生産調整をめぐる会合が開かれるとの観測が伝わり、前日のニューヨークWTI原油先物が上昇。これにより世界的なリスクオンが進み、ダウ平均も大幅高となった。この流れが週末の香港市場の支援材料になり、主要指数は高くスタート。前日の急落の反動から自律反発狙いの買いも広がり、指数は高値圏で順調に推移。大引けにかけてさらに上げ幅を広げた。ハンセン指数は再び1万9000ポイントを回復している。全国人民代表大会(全人代)の開幕を来週末に控え、政策期待が地合いを下支え。また、本日から上海市で始まったG20財務相・中央銀行総裁会議に関しては、主要各国が通貨安競争の回避で一応の合意にまとまるとの見方が広がっており、売り材料とはならなかった。

 原油相場の安定化が期待され、石油株が上昇。崑崙能源(00135)が5.81%高、中国石油化工(00386)が5.72%高、中国海洋石油(00883)が4.86%高、中国石油天然気(00857)が4.65%高と反発し、全体の地合い改善に寄与した。足元の相場の下げを主導していた食品大手の康師傅(00322)だが、本日は7.48%高と4日ぶりに上昇。ハンセン指数構成銘柄の上昇率1位になった。また、1月の70都市不動産価格の統計が発表され、大都市を中心に住宅市況の回復傾向が裏付けられた。これにより、不動産株が上昇。華潤置地(01109)が4.86%高、融創中国(01918)が4.73%高、中国海外発展(00688)が3.34%高など、主だったデベロッパーが買われた。

 加えて中国政府がまもなく第三弾の自由貿易区リストを発表すると伝わり、貿易拡大の期待感から海運・港湾株が反発。中海コンテナ運輸(02866)が4.66%高、招商局国際(00144)が3.45%高、中国外運(00598)が3.01%高と切り返した。自由貿易区新設の有力候補先とされる重慶市の地場系銘柄が物色され、重慶鋼鉄(01053)が3.33%高、重慶機電(02722)が2.32%高、重慶銀行(01963)が1.13%高。

 一方、ハンセン指数構成銘柄で下落した銘柄は、ビール大手の華潤ビール(00291)と恒安国際(01044)に限られた。華潤ビールはハンセン指数から外れることが決まり、これが悪材料視された。(中国部・畦田)
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