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銀座グループ、資産買収や増資を含む再編を計画

2016.03.15 14:00

 銀座グループ(600858.SS)は15日、資産買収や増資を含む再編計画を発表した。山東省政府の傘下にある親会社の山東省商業集団有限公司や山東世貿中心から、省内の百貨店、スーパー、ショッピングセンターなどの事業会社や関連する物流インフラ、土地・建物などを買収する。総買収額は36億4550万900元を予定し、新株を割り当てるかたちで支払う。これにより、山東省でのシェア拡大、グループ内での競合回避、自前での物流事業の展開などが図れるという。

 さらに、銀座グループは省政府系企業やファンド、従業員持ち株会などを対象に増資を実施し、約12億2777万9900元を調達する計画。調達資金は今回買収する事業会社の業務拡大等に充てるとしている。

 対価株と増資の1株あたり発行価格はいずれも7.70元。一連の再編を通じて計6億3289万3600株(増資後の発行済み株数の54.89%)の発行を予定しているが、実質支配者は引き続き山東省政府で変わらない。

 なお、買収資産の2015年6月末時点の簿価は23億5088万6600元。再編がすでに完了したと仮定した場合、2015年1-9月期の銀座グループの売上高は再編前に比べ49.67%、純利益は141.99%それぞれ増加すると試算される。
 
【出所】上海証取サイト上の公告(2016/03/15)

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