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【3月16日の香港市場】

2016.03.16 18:23

 主要指数はいずれも続落した。ハンセン指数は前日比0.15%安の2万257.70ポイント、H株指数は0.39%安の8571.36ポイント、レッドチップ指数は0.90%安の3634.04ポイント。メインボードの売買代金は前日に比べ約4%増えたものの、概算では586億6400万HKドルと、引き続き600億HKドルを下回る薄商いだった。一方で「港股通」(上海経由の香港株投資)の買越額は7億2000万元に増加している。
 
 米国の複数の経済指標が良好だったことから、前日の米国株は上昇。この流れを追い風に、本日の香港の主要指数は小高く寄り付いた。もっとも、前引けまでにすべての指数が下げに転じると、後場は概ね小幅安でもみ合い、そのまま引けた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表を明日未明(日本時間)に控えて様子見ムードが強く、昨日に続いて戻り売りに押され気味だった。また、全国人民代表大会(全人代)閉幕後の李克強首相の記者会見で特段のポジティブサプライズがなかったことも、地合いを重くした。

 原油相場の続落を受け、三大石油株も昨日に続いて下落。中国石油天然気(00857)が2.25%安、中国海洋石油(00883)が1.36%安、中国石油化工(00386)が0.62%安に沈んだ。全人代の閉幕を受け、財政出動の恩恵を受けるインフラ建設関連株に戻り売りが目立った。中国鉄建(01186)が4.22%安、中国能源建設(03996)が3.20%安、中国中車(01766)が3.13%安、中国中鉄(00390)が2.90%安。公共事業で市況が左右されやすい鋼材・機械株も軟調で、重慶鋼鉄(01053)が3.73%安、イ柴動力(02338)が2.85%安、重慶機電(02722)が2.17%安。香港地場系の銘柄も概ねさえず、電力大手の電能実業(00006)は大幅減益の本決算発表を受けて1.24%安に沈んだ。

 一方で米国の利上げ実施が大幅にずれ込むとの見通しを背景に、香港地場系の不動産株が堅調。鉄道沿線での開発を手がける香港鉄路(00066)は1.85%高で、ハンセン指数構成銘柄の上昇率1位。恒隆地産(00101)が1.09%高、新世界発展(00017)が1.08%高だった。本土系では石炭大手のヤン州煤業(01171)が1.50%高。大口投資家として参加を予定している浙商銀行のIPO(新規公開)について、上場日が確定したことが好感された。(中国部・畦田)
【取引時間(日本時間)】
香港市場 10:30~13:00 / 14:00~17:00
中国市場 10:30~12:30 / 14:00~16:00
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