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【3月18日の香港市場】

2016.03.18 18:09

 主要指数はいずれも続伸。ハンセン指数は前日比0.81%高の2万671.63ポイント、H株指数は1.24%高の8883.01ポイント、レッドチップ指数は0.57%高の3745.15ポイントだった。メインボードの売買代金は前日に比べ3割も増加。概算で928億4100万HKドルに達した。900億HKドル超えの大商いは2週間ぶり。「港股通」(上海経由の香港株投資)の買越額は4億5700万元だった。

 引き続きハト派色が濃い米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文が好感され、前日の米国市場では株式、原油が上昇。一方で米ドル安が進んだ。外部環境の改善が一段と進み、週末の香港市場でも買いが目立った。主要指数は朝方こそ前日の大幅高の反動からもたついたが、その後は堅調に推移。ハンセン指数は後場で高値警戒感からやや落ち込んだが、最終的に2万700ポイントに接近し、高値圏で引けした。レッドチップ指数は一時的に下げに転じる場面もみられたが、取引間際に上昇し、3700ポイント台の半ばで引けた。

 中国の新5カ年計画(16~20年)の全文が公表された。その中で世界的なリゾート地への飛躍に向け、マカオを積極的に支援していく計画が明らかにされ、銀河娯楽(00027)が9.61%高、サンズチャイナ(01928)が7.14%高と、カジノ株がハンセン指数構成銘柄の上昇率1、2位を占めた。また、中国のネット大手であるテンセント(00700)が3.67%高。15年12月本決算でも2ケタの増収益を継続し、増配だったことも好感された。金山軟件(03888)が8.16%高、網龍(00777)が8.10%高、慧聡網(02280)が5.90%高など、ほかのネット株も連れ高した。

 さらに今月に入ってからの株高と、「深港通」(深セン・香港ストック・コネクト)の年内導入期待から、証券株が続伸。中国銀河証券(06881)が5.83%高、中信証券(06030)が4.51%高、広発証券(01776)が3.33%高と、証券大手が買われた。このほか、龍源電力(00916)が6.90%高、華能新能源(00958)が6.88%高、中国広核電力(01816)が5.46%高と、新エネ関連の銘柄が高い。

 香港地場系では同じ大手財閥「長江グループ」に属する長江和記(00001)が1.77%高、長江地産(01113)が2.39%安と、明暗が分かれた。昨年の再編でインフラ事業などを引き続いた長江和記は本決算で大幅増益になったが、不動産事業を継承した長江地産は小幅増益にとどまり、これが影響した。大手商社の利豊(00494)は減収減益となり、4.39%安でハンセン指数構成銘柄の下落率1位に沈んだ。(中国部・畦田)
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