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【3月22日の中国本土市場】

2016.03.22 17:32

 主要指数は久しぶりに調整した。上海市場は上海総合指数が前日比0.64%安の2999.36ポイント、A株指数が0.64%安の3138.88ポイントと、8営業日ぶりに下落。B株指数は4日ぶりに反落で、0.31%安の372.13ポイントだった。深セン市場も4日ぶりの小反落で、A株指数が0.29%安の1967.11ポイント、B株指数が0.20%安の1131.53ポイント。両市場の売買代金は前日比で約17%減少し、概算で7571億元だった。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は7億6300万元の買い越し。

 本土市場は6割弱の銘柄が値下がり。上海総合指数は3000ポイントを下値にマイナス圏でもみ合ったが、結局、大台を割り込んで引けた。上海総合指数が7連騰を経て、前日までに3000ポイントを突破したことで、利益確定の動きが活発化した。米国が来月に利上げに踏み切る観測が浮上し、人民元安への警戒感が再燃。また、中国人民銀行(中央銀行)総裁が「貯蓄から株式投資」へのシフトを積極的に進めると発言したとの消息筋情報が否定されたことも、投資マインドを悪くした。

 前日の大幅高を牽引した証券株に利益確定売りが目立ち、海通証券'A'(600837)が4.55%安、招商証券(600999)が4.22%安、国金証券(600109)が4.04%安。また、工作機械メーカーの瀋機集団昆明機床'A'(600806)は業績見通しの下方修正を受けて、4.53%安に沈んだ。大都市で不動産引き締め策が強まるとの観測を受け、迪馬実業(600565)が3.90%安、信達地産(600657)が3.19%安、保利房地産(600048)が1.89%安、上海外高橋集団'A'(600648)が1.22%安など、不動産株がさえない。個別では製薬大手の広州白雲山医薬(600332)が1.11%安。15年12月本決算は増益を確保したものの、配当見送りが嫌気された。

 一方で朝鮮半島情勢の緊迫化を受け、船舶重工(601989)が8.26%高、国睿科技(600562)が6.65%高、中船防務'A'(600685)が5.72%高など、軍需関連株が堅調。個別では株式インセンティブ制度の導入計画を明らかにした福建龍馬環衛(603686)がストップ高で引けた。

 B株市場もA株に連れ高。上海B株では大型資源株のオルドスリソーシズ(900936)と内モンゴル伊泰石炭'B'(900948)がそれぞれ0.87%安、0.75%安に沈み、指数の足を引っ張った。深センB株も幅広い銘柄が下落。一方で杭州スチームタービン(200771)は赤字転落の本決算を明らかにしたが、すでに織り込み済みで、4.26%の逆行高。上昇率1位となった。(中国部・畦田)
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