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華貿国際物流、資産買収と増資を計画
2016.03.28 12:15
華貿国際物流（603128.SS）は25日、重量品物流大手の中特物流有限公司（中特物流）の出資持分100％を買収すると発表した。複数の第三者企業から、総額12億元で買収し、うち6億元は対価株を割り当て、残りは現金で支払う。さらに華貿国際物流は親会社と複数の機関投資家などを対象に、第三者割当増資を実施する予定。最大12億元を調達し、うち6億元は今回の買収に充てるほか、残りは債務返済や運転資金などにまわすという。
中特物流は国内外で重量品の物流を手がけ、特に電力プラント建設関連の物流では国内で高いシェアを持つ。中特物流の2015年6月末時点の純資産は2億8501万2600元。取引がすでに完成したと仮定した場合、華貿国際物流の2015年1－9月期の売上高は取引前に比べ10.30％、純利益は60.26％増加すると試算される。
なお、対価株と第三者割当増資の発行価格はいずれも9.06元を予定。再編を通じて最大1億9867万5493株（再編後の発行済み株数の19.73％）の新株が発行され、親会社の持ち株比率は46.47％に低下する見通し。新株には最大36カ月のロックアップ（売却禁止）期間が設定されるという。
【出所】上海証取サイト上の公告(2016/03/25)
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