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【4月8日の香港市場】

2016.04.08 18:01

 主要指数はそろって上昇。ハンセン指数は前日比0.51%高の2万370.40ポイント、レッドチップ指数は0.62%高の3700.25ポイントと、いずれも3日続伸。H株指数は5日ぶりに反発し、0.66%高の8704.81ポイント。メインボードの売買代金は前日に比べ約6%減少し、概算で599億5700万HKドル。「港股通」(上海経由の香港株投資)は4億8400万元の買い越しだった。

 前日のニューヨーク市場は、原油相場の下落や欧州の株安を背景に、ダウ平均が反落した。外部環境の悪化を受け、香港の主要指数は低く寄り付いた。その後はダウ平均先物が上昇基調を強めたことを好感し、香港の主要指数も徐々に下げ幅を縮小。終盤で上げに転じた。ただ、週末ということもあり、積極的な売買は手控えられ、メインボードの売買代金は600億HKドルを割り込んだ。

 ハンセン指数の構成銘柄は、幅広く買われた。複数の本土系銘柄が終盤で上げに転じたり、上げ幅を広げたりした。前場は軟調だった本土系銀行株だが、交通銀行(03328.HK)が1.67%高、中国建設銀行(00939.HK)が1.03%高だったほか、中国銀行(03988.HK)と中国工商銀行(01398.HK)がそろって0.98%高で引けた。原油相場が下落したものの、中国海洋石油(00883.HK)が終盤で上げ幅を広げ、1.93%高だった。このほか米国の利上げ観測が後退し、香港地場系銘柄の上昇も目立った。時価総額の大きなHSBC(00005.HK)は終盤で上げに転じ、0.43%高だった。

 こうしたなか昨日の上昇率2位だった恒安国際(01044.HK)が反落し、本日は下落率1位の1.72%安。アナリストが中国本土のパーソナルケア業界に慎重な見方を示し、投資判断を売り推奨としたことが嫌気されたもようだ。

 そのほかの銘柄では、中興通訊(00763.HK)が大幅に続落し、5.19%安。米国輸出規則(EAR)をめぐる問題が、引き続き嫌気された。本日は2社が新規上場。公募価格からの上昇率は、亜積邦租賃(01496.HK)が21.33%高、結好金融(01469.HK)が5.00%高だった。(中国部・千原)

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