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【4月20日の中国本土市場】

2016.04.20 17:33

 主要指数はそろって急落。上海市場はいずれも急反落し、上海総合指数が前日比2.30%安の2972.58ポイント、A株指数が2.30%安の3110.86ポイント、B株指数が2.24%安の368.77ポイント。深セン市場でもA株指数が4.43%安の1957.46ポイントと急反落した。B株指数は3日続落し、1.52%安の1119.01ポイント。両市場の売買代金は前日に比べ6割近くも急増し、5営業日ぶりに8000億元を突破。概算で8006億元と活発な商いになった。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は売り越しに転じ、売越額は10億4700万元にまで膨らんだ。

 朝方の上海総合指数は前日と同じく方向感を欠く展開。上海総合指数は前日終値付近で張り付いた。しかし、前場半ばから地合いが悪化すると、前引けにかけて下げ止まらず、後場初めで一段安に沈んだ。2900ポイント割れ寸前まで後退し、下落率は4.5%にまで拡大。その後は安値圏でもみ合い、大引けにかけて下げ幅を縮めたものの、終値は3000ポイントの大台を大きく割り込んだ。特段の悪材料こそなかったが、直近で国有企業の債務不履行が続き、個人投資家は企業の信用リスクを警戒。こうしたなか、短期金利が急騰し、流動性の逼迫化が意識されると、一気にリスクオフに傾いた。

 利益確定売りが活発化し、A株市場全体の値上がり数は200に届かなかった。企業の信用リスクが警戒され、負債比率が高めの重厚長大型の製造業や電力セクターなどが売り込まれた。三峡水利電力(600116)が8.35%安、中材節能(603126)が8.32%安、中信重工機械(601608)が8.15%安、鄭州煤砿機械'A'(601717)が7.13%安。加えてIT・メディアなどのセクターも、個人投資家のリスク許容度低下により売りが目立った。浙報メディア(600633)が8.47%安、上海宝信ソフト'A'(600845)が8.17%安、成都博瑞メディア(600880)が7.97%安、東軟グループ(600718)が7.39%安。中小企業や新興企業が多く上場する深セン市場の「創業板」の銘柄は特に下げがきつかった。

 個別では非鉄リサイクル業の怡球金属資源【売付のみ】(601388)が8.53%安。米国の同業大手を買収する計画を明らかにしたが、多額の赤字を計上する企業であり、市場では悪材料視された。一方で、自動車大手の広州汽車'A'(601238)は好業績見通しを手がかりに、4.66%高。太平洋保険'A'(601601)が2.89%高、招商銀行'A'(600036)が1.28%高など、本土系金融株の一角が堅調で、指数を下支えした。

 B株市場もA株に連れ安し、値上がりは6銘柄に限られた。こうしたなか、食品株の深セン深宝実業(200019)が6.87%高と動意付き、深センB株の上昇率1位になった。(中国部・畦田)
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