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【4月25日の香港市場】

2016.04.25 18:46

 主要指数はいずれも続落。ハンセン指数は前日比0.75%安の2万1304.44ポイント、H株指数は1.47%安の8986.33ポイント、レッドチップ指数は0.60%安の3839.86ポイント。メインボードの売買代金は先週末に比べ約13%減少し、概算で559億1200万HKドルにとどまった。「港股通」(上海経由の香港株投資)は買い越しに転じ、買越額は2億3100万元だった。

 主要企業の決算が振るわず、先週末のニューヨーク市場ではダウ平均が上昇したものの、上値の重さが鮮明だった。全般的に週後半に予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀の金融政策決定会合を控えて様子見ムードが濃いなか、週明けの香港市場は神経質な展開が続いた。主要指数は軟調な値動きに終始。ハンセン指数は後場の半ばから下げ幅を広げ、2万1000ポイント台前半に後退。H株指数は9営業日ぶりに9000ポイントを割り込んだ。銀行による融資の引き締めや、株式市場での需給悪化などが警戒されてA株市場が軟調だったことも、相場の重しになった。

 中国人民銀行(中央銀行)の副総裁が金融機関の信用リスクが増大していると発言。この発言に金融統計の下振れ懸念も加わり、金融セクターの多くが軟調だった。中信証券(06030)が2.31%安、平安保険(02318)が1.60%安、中国人寿保険(02628)が1.48%安、中国工商銀行(01398)が1.39%安、中国建設銀行(00939)が1.38%安などに沈み、指数の下げを主導。建設セクターも軟調となり、大手の中国交通建設(01800)は1-3月の新規契約高が振るわずに5.41%安。中国鉄建(01186)が5.08%安、中国中鉄(00390)が2.96%安と、ライバルの大手2社にも売りが波及した。1-3月期の業績下振れが警戒され、電力株もさえない。最大手クラスの華能国際電力(00902)が4.92%安、華電国際電力(01071)が3.24%安、華潤電力控股(00836)が2.54%安、

 一方で、食品株の一角が堅調。大手の康師傅(00322)が2.33%高で、ハンセン指数構成銘柄の上昇率1位となった。食品専業メーカーへの転換を進めている中国緑色食品(00904)は急騰し、47.72%高。また、香港系百貨店大手の利福国際(01212)は中国本土事業のスピンオフ計画を明らかにし、7.01%高で大引け。不動産株の一角も買い進まれ、恒大地産集団(03333)は深センA株上場の同業企業を買収する計画を明らかにし、3.69%高だった。(中国部・畦田)
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