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【4月26日の香港市場】

2016.04.26 18:30

 主要指数はハンセン指数が前日比0.48%高の2万1407.27ポイント、H株指数が0.33%高の9016.12ポイントと、小幅ながらも3営業日ぶりに上昇した。一方のレッドチップ指数はわずかに3日続落し、0.32%安の3827.23ポイント。メインボードの売買代金は前日比で約12%増加し、概算で628億HKドル。「港股通」(上海経由の香港株投資)は4億1400万元の買い越しだった。

 主要産油国の増産姿勢が嫌気され、前日のニューヨークWTI原油先物が大幅に反落。株式市場でも米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた様子見ムードが影響し、ダウ平均が小幅に下落した。外部環境の悪化が進み、本日の香港市場は引き続き利益確定売りが優勢。ハンセン指数は朝方こそ堅調だったが、その後は下げ幅を広げ、前引けにかけて2万1000ポイント割れが意識された。それでも後場の半ばから上海A株が持ち直すと、香港市場でも地合いが改善。ハンセン指数は徐々に下げ幅を縮め、大引けにかけて上げに転じた。H株指数も終値で9000ポイントを回復できた。

 先週末の香港での新築販売が堅調だったことを受け、地場系デベロッパーがしっかり。長江地産(01113)が1.63%高でハンセン指数構成銘柄の上昇率2位になったほか、恒基地産(00012)が1.10%高、信和置業(00083)が0.80%高。地場系の金融株も堅調に推移し、HSBC(00005)が1.55%高でハンセン指数の上昇を支えた。また、メーデー連休を控えてマカオのカジノ株も物色された。銀河娯楽(00027)が1.62%高、サンズチャイナ(01928)が1.42%高。

 本土系銘柄では北京モーターショーの開幕を材料に自動車株が堅調だった。地元の北京汽車(01958)が3.56%高で引けたほか、BYD(01211)が2.41%高、広州汽車(02238)が2.40%高、吉利汽車(00175)が2.25%高。1-3月期決算も材料になり、ビール大手の青島ビール(00168)は増益を確保したことが評価されて2.72%高だった。道路会社の深セン高速道路(00548)は2ケタ増収を手がかりに1.45%高。風力発電大手の華能新能源(00958)は大幅増益が好感され、0.88%高としっかり。個別では廃棄物処理業者の東江環保(00895)が2.75%高と堅調。当局から拘束されていた経営トップが釈放されて職務に復帰したことが手がかりになった。

 一方で電力大手の華潤電力控股(00836)が2.89%安で、ハンセン指数構成銘柄の下落率1位に沈んだ。華能国際電力(00902)が3.67%安、大唐国際発電(00991)が2.21%安など、ほかの電力株も軒並み売られた。中国本土の商品先物市場で各種コモディティ価格が急落。これが投資家心理を圧迫し、中国大冶有色金属(00661)が4.65%安、馬鞍山鋼鉄(00323)が3.44%安、五砿資源(01208)が1.69%安など、金属株が軟調だった。(中国部・畦田)
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