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【5月12日の中国本土市場】

2016.05.12 17:51

 主要指数はそろって小幅安。上海市場は上海総合指数が前日比0.04%安の2835.86ポイント、A株指数が0.03%安の2967.78ポイントと、いずれも3日ぶりに反落。B株指数は7日続落し、0.68%安の351.75ポイントだった。深セン市場はA株市場が5日続落し、0.05%安の1872.34ポイント。B株指数は2日続落し、0.64%安の1055.51ポイントだった。両市場の売買代金は前日に比べ約3%減少し、概算で3803億元。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は買い越しに転じ、買越額は3300万元だった。

 前日のニューヨーク市場は、小売り関連の決算を嫌気し、ダウ平均が大幅反落。中国にとって最大の貿易相手国である米国の個人消費に先行き不透明感が出たことを受け、上海総合指数は低く寄り付くと、その直後に2800ポイントを割り込んだ。その後は下げ幅を縮小。前場の中盤で大台を回復し、後場は小幅安で推移した。上海市場は全体の6割の銘柄が下落した。深セン市場の下落銘柄は全体の5割あまりだった。手控えムードが強く、両市場合計の売買代金は3日連続で4000億元を下回った。

 中国共産党の機関紙「人民日報」に掲載された中国経済をめぐる「L字型の低迷」の論説について、これに同調する文章を国営新華社電が伝えた。これで金融緩和に対する期待感が一層後退し、投資家心理が一段と冷え込んだ。上海A株市場では昨日堅調だった大型銀行株が反落。保険株は続伸。二大石油株は軟調だった。昨日は大幅高だった航空株だが、本日はまちまちだった。こうしたなか、リスク回避の動きを受け、ディフェンシブな電力株が堅調。桂冠電力(600236)がストップ高だったほか、文山電力(600995)が7.70%高。非鉄金属株も上昇が目立ち、広晟有色金属【売付のみ】(600259)がストップ高だったほか、廈門タングステン(600549)が9.13%高だった。

 上海B株市場の下落銘柄は全体の8割に達した。深センB株市場は全体の7割半の銘柄が下落した。B株市場でも電力株の一角が逆行高となり、華電能源(900937)が0.99%高、広東電力(200539)が0.50%高だった。(中国部・千原)
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