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【5月16日の中国本土市場】

2016.05.16 18:09

 主要指数はいずれも反発した。上海市場は上海総合指数が前営業日比0.84%高の2850.86ポイント、A株指数が0.84%高の2983.53ポイントと、3営業日ぶりに上昇。B株指数は実に9日ぶりに上昇し、0.67%高の352.21ポイント。深セン市場でもA株指数が7日ぶりの反発で、1.72%高の1898.60ポイント。B株指数は4日ぶりに反発し、0.22%高の1055.25ポイントだった。両市場の売買代金(速報値)は先週末比で約5%増加。概算で3636億元だった。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は買い越しに転じ、買越額は4億5700万元だった。

 週明けの本土市場は8割の銘柄が上昇。上海総合指数は前場の半ばまでは弱い経済指標が嫌気されて軟調だったが、上げに転じて前引けすると、大引けにかけて上げ幅をやや広げた。先週の調整による値ごろ感に加え、主要統計が出揃ったことで悪材料の出尽くし感も意識された。さらに6月にもMSCIのA株採用が実現するとの観測が高まり、これも押し目買いにつながった。

 足元の農作物価格の上昇などを手がかりに、農業関連株が堅調。飼料大手の遼寧禾豊牧業(603609)がストップ高、養豚会社の新五豊【売付のみ】(600975)が8.98%高、水産物の養殖などを手がける大湖水殖(600257)が3.11%高だった。新エネルギー自動車の販売台数が4月も大きく伸びたことを受け、関連銘柄が上昇。広晟有色金属【売付のみ】(600259)が6.81%高、寧波韻昇(600366)が5.48%高、均勝電子(600699)が3.86%高だった。このほか、金相場の先高感を背景に金鉱株が上昇。赤峰黄金(600988)が4.40%高、山東ゴールド(600547)が3.62%高、紫金砿業'A'(601899)が2.25%高。

 一方で足元の業績悪化を織り込み、武漢鋼鉄(600005)が0.68%安、宝山鋼鉄(600019)が0.57%安と、鉄鋼の両大手が軟調だった。また、4月の金融統計が下振れしたことを受け、太平洋保険'A'(601601)が0.52%安、招商銀行'A'(600036)が0.39%安など、金融セクターの一角が下落した。

 なお、B株市場はA株に連れ高し、上海B株の値下がりは3銘柄に限られた。上海匯麗建材(900939)が上昇率1位の4.88%高、上海凌雲実業(900957)が同2位の3.96%高など、純粋B株が堅調。一方で深センB株は値下がりが目立ち、自動車・二輪車関連株が概ね軟調だった。(中国部・畦田)
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