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【5月24日の香港市場】

2016.05.24 18:38

 主要指数はハンセン指数が前日比0.10%高の1万9830.43ポイントと、小幅に反発した。一方でH株指数は0.01%安の8306.56ポイントと、わずかながらも3営業日ぶりに反落。レッドチップ指数は続落し、0.72%安の3471.44ポイントだった。メインボードの売買代金は前日比で約2%増加し、概算で447億4600万HKドル。引き続き薄商いが鮮明だった。対照的に「港股通」(上海経由の香港株投資)の買越額は12億2100万元に増加した。

 香港市場は本日も神経質な地合いが続いた。主要指数は概ね小幅安でもみ合う展開。大引けにかけてやや持ち直し、ハンセン指数は上げに転じて引けたが、H株指数の終値はわずかに届かなかった。レッドチップ指数は寄り付き時を除いて一度もプラス圏まで戻すことができず、引き続き3500ポイントを割り込んで取引を終了。G7首脳会談や米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演などを控え、投資家の様子見ムードが鮮明だった。さらに前日の米国市場での株安や原油安が重しになったほか、中国経済の減速や英国のEU離脱リスクなども意識された。

 マカオ政府が発表した4月の観光統計で、予想外に宿泊客数が増加に転じた。これを手がかりにカジノ株が買われ、銀河娯楽(00027)が5.04%高で、ハンセン指数構成銘柄の上昇率1位。ウィンマカオ(01128)が3.66%高、サンズチャイナ(01928)が2.19%高、新濠国際(00200)が1.66%高など、ほかのカジノ株も連れ高した。

 また、外電によると、3月の業界関係者との会議で中国人民銀行(中央銀行)の当局者は人民元の安定を最優先にすると発言したもよう。人民元下落の先安感が緩み、本土系金融株の一角が堅調だった。中国建設銀行(00939)が1.51%高、中国人民保険集団(01339)が1.36%高、中国工商銀行(01398)が0.51%高。直近の原油安を受けて一部の航空株が買われ、中国東方航空(00670)が2.85%高、中国国際航空(00753)が1.86%高だった。

 一方で原油安を悪材料に、中国海洋石油(00883)が2.09%安、中国石油天然気(00857)が1.34%安、中国石油化工(00386)が0.58%安と、三大石油株がそろって下落。また、台湾系食品大手の康師傅(00322)が引き続きさえず、3.16%安でハンセン指数構成銘柄の下落率1位に沈んだ。通信セクターが売りに押され、中国通信服務(00552)が6.38%安、中国聯合網絡通信(香港)(00762)が2.72%安、中国移動(00941)が0.88%安だった。(中国部・畦田)
【取引時間(日本時間)】
香港市場 10:30~13:00 / 14:00~17:00
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