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【6月13日の香港市場】

2016.06.13 18:13

 主要指数はいずれも大幅に続落した。ハンセン指数は前営業日比2.51%安の2万512.99ポイント、レッドチップ指数は2.19%安の3549.82ポイントと、3営業日連続で下落。H株指数は続落し、2.40%安の8619.92ポイントだった。メインボードの売買代金は先週末に比べて約2割増加し、概算で651億3100万HKドル。端午節連休を経て本日再開した「港股通」(上海経由の香港株投資)は16億100万元の買い越しとなった。

 各種報道などから英国のEU(欧州連合)離脱リスクが高まり、これを織り込むかたちで先週末の欧米株市場が大幅に下落。商品相場も調整した。さらに米国で発生した史上最悪の銃乱射事件がテロ事件の様相を見せ、世界的リスクオフに拍車をかけると、週明けの香港市場は売りが膨らんだ。ハンセン指数は節目の2万1000ポイントを大きく割り込んで寄り付くと、その後は安値圏で一進一退となった。連休明けの上海株市場の急落や人民元相場の下落も、投資家心理を冷やした。

 原油相場の下落を受け、中国石油天然気(00857)が4.41%安、中国石油化工(00386)が3.23%安、中国海洋石油(00883)が2.08%安と三大石油株が続落。金以外の金属価格の下落を懸念し、中国有色砿業(01258)が14.01%安、新疆新キン砿業(03833)が7.40%安、中信資源控股(01205)が5.40%安。上海浦東空港で発生した爆発事件を悪材料に、航空・空港株が調整した。同空港をハブとする中国東方航空(00670)が3.06%安。人民元安による悪影響も警戒され、中国南方航空(01055)が6.23%安、中国国際航空(00753)が1.89%安に沈んだ。

 このほか、内需関連株もさえない。乳業大手の蒙牛乳業(02319)が5.70%安、婦人靴最大手の百麗国際(01880)が4.54%安で、ハンセン指数構成銘柄の下落率1、2位。さらに金融世界大手のHSBC(00005)が2.93%安と続落し、ハンセン指数の下げ幅を広げた。同社はロンドンに本社を置くだけに、英国のEU離脱リスクが本日も売り材料になった。

 一方で金相場の上昇を手がかりに、招金砿業(01818)が3.88%高、紫金砿業(02899)が0.87%高と、金鉱株が堅調。個別ではテレビ大手のTCL通訊(02618)が29.44%高と急騰した。親会社による非公開化計画が明らかになり、提示価格付近まで一気にさや寄せした。(中国部・畦田)
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