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【6月17日の中国本土市場】

2016.06.17 17:26

 主要指数は小幅に反発した。上海市場は上海総合指数が前日比0.42%高の2885.10ポイント、A株指数が0.42%高の3019.89ポイント、B株指数が0.14%高の342.04ポイント。深セン市場はA株指数が0.81%高の1988.47ポイント、B株指数が0.52%高の1075.59ポイントだった。両市場の売買代金(速報値)は前日比で約4%減少し、概算で5705億元。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は11億6100万元の買い越しに転じた。

 週末の本土市場は約6割の銘柄が上昇。上海総合指数はプラス圏を維持し、場中に節目の2900ポイントを付ける場面もあった。もっとも、全般的に上値は重く、最終的に大台までは回復できず、小幅高で引けた。過度な英国リスクが一定程度和らいだことで、個人の投資マインドに回復の動きがみられた。東京、ソウルなど周辺市場の反発も支援材料になったほか、6月も後半に入り、「深港通」(深セン・香港ストック・コネクト)への期待感も押し目買いにつながった。一方で英国の国民投票を来週末に控えた様子見ムードも目立った。

 石炭大手のヤン州煤業'A'(600188)が買収や増資を含む再編計画を手がかりに4.97%高と買い進まれた。これに追随してほかの石炭株も上昇し。盤江精煤(600395)が4.07%高、陽泉煤業(600348)が3.86%高、中煤能源'A'(601898)が3.21%高。医薬株が堅調に推移し、中国医薬(600056)が4.45%高、通策医療(600763)が3.76%高、昆明製薬(600422)が3.20%高だった。家電セクターにも買いが入り、海信電器(600060)がストップ高。スポーツ関連株も動意付き、中体産業(600158)が2.75%高だった。一方で今週に入り底堅い値動きを見せていた金鉱株が調整。赤峰黄金(600988)が4.14%安、中金ゴールド(600489)が3.98%安、西部黄金(601069)が3.98%安とさえない。

 B株市場はA株に連れ高し、約7割の銘柄が上昇。上海B株では大型石炭株の内モンゴル伊泰石炭'B'(900948)が1.38%高と堅調で、指数の上昇に寄与した。IT企業への転身を経て来週から銘柄名を変える上海儀電電子(900901)は3.95%高と堅調。一方で上海市の住宅価格の高騰で引き締め政策への警戒感が強まり、上海金橋輸出加工区開発(900911)が3.96%安で下落率1位に沈んだ。深センB株では足元調整していた自動車大手の長安汽車(200625)が3.12%高と切り返し、指数の上昇を牽引。他方、酒造株が低迷し、白酒大手の安徽古井貢酒(200596)は1.27%安だった。(中国部・畦田)
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