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【6月24日の中国本土市場】

2016.06.24 17:33

 主要指数はいずれも続落。上海市場は上海総合指数が前日比1.30%安の2854.28ポイント、A株指数が1.30%安の2987.57ポイント、B株指数が0.74%安の339.99ポイント。深セン市場はA株指数が0.76%安の1988.38ポイント、B株指数が0.64%安の1068.10ポイントだった。両市場の売買代金は前日に比べ約24%増加し、概算で6469億元。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は売り越しに転じ、売越額は18億2200万元だった。

 英国のEU(欧州連合)離脱が決まり、世界の金融市場が混乱するなか、外国人投資家がほとんどいない中国本土の株式市場は、他の市場に比べ下げ幅は限定的だった。上海総合指数は小安く寄り付き、朝方は上げに転じる場面もあった。EU離脱派の優勢が伝わり、東京市場や香港市場が大きく下げると、上海市場の地合いも悪化。徐々に下げ幅を広げ、後場寄りでは前日比で2.91%安となり、2800ポイント割れが意識された。だが、その後は後場の中盤まで下げ幅を縮小。2800ポイント台の中盤まで戻した。上海市場の下落銘柄は全体の8割近くに達した。深セン市場は全体の6割半の銘柄が下落した。両市場の売買代金は、今月3日以来の6000億元超えとなった。

 英国のEU離脱を受け、アジア域内の株価が急落。安全資産とされる金や日本円が買われた。こうしたなか人民元の対米ドルレートはオフショア(CNH)とオンショア(CNY)のいずれも急落。中国の外貨準備高に占めるユーロやポンドも大きく減価したと推測されることから、人民元の買い支えが難しくなるとの見方が強まったもようだ。急速な人民元安による損失を避けようと、中国本土への投資を引き上げようとする動きが強まり、「滬股通」が売り越しとなったほか、「港股通」(上海経由の香港株投資)は大幅な買い越しとなり、香港への資金流出が加速した。

 上海A株市場では産金株が買われ、西部黄金(601069)、山東ゴールド(600547)、赤峰黄金(600988)、中金ゴールド(600489)がストップ高だったほか、紫金砿業'A'(601899)が7.33%高。金製品販売の老鳳祥'A'(600612)も7.89%高だった。史上初のEU離脱国の誕生が決まり、リスク回避から金価格が上昇したことを好感した。主力銘柄では銀行株、石油株などが売られ、相場の重荷となった。

 上海B株市場の下落銘柄は全体の8割半に達した。なかでもA株を上場していない純粋B株の下げが大きかった。こうしたなか老鳳祥(900905)が上昇率1位の2.96%高だった。深センB株市場は全体の6割あまりの銘柄が下落した。(中国部・千原)
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