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【6月27日の香港市場】

2016.06.27 18:23

 主要指数はまちまち。ハンセン指数は小幅に続落し、前営業日比0.15%安の2万227.30ポイント。H株指数は反発し、0.43%高の8567.21ポイント。レッドチップ指数は小幅に3日続落し、0.03%安の3480.53ポイントだった。メインボードの売買代金は先週末に比べ約37%減少し、概算で625億5800万HKドル。「港股通」(上海経由の香港株投資)は39億9700万元の買い越しだった。

 先週末のニューヨーク市場は、英国のEU(欧州連合)離脱をめぐる国民投票の結果を受け、ダウ平均が急反落した。これを受けて本日の香港市場は、主要指数がいずれも低く寄り付いた。こうしたなか、先週金曜日に大きく下げた東京市場が反発。上海総合指数も始値こそ低かったが、すぐに上げに転じ、その後は一本調子で上げ幅を広げる展開。これを追い風に香港の主要指数も下げ幅を縮める展開となった。ハンセン指数は2万ポイント割れで寄り付いたが、すぐに大台を回復。後場の終盤では上げに転じたが、英国のEU離脱で悪影響を受けると目される銘柄が重荷となり、小幅安で引けた。H株指数は上海市場の上昇が支援材料となり、プラスで引けた。

 ハンセン指数の構成銘柄では、英国への事業投資に積極的な長江グループの4銘柄が続落。長江基建集団(01038.HK)が4.86%安となり、2日連続で下落率1位だったほか、長江和記(00001.HK)が同3位の4.02%安、電能実業(00006.HK)が2.64%安、長江地産(01113.HK)が1.60%安。また、ロンドンに本店を置くHSBC(00005.HK)も続落し、1.68%安だった。英国がEUを離脱した後の欧州経済領域(EEA)での立ち位置をめぐる懸念が台頭。一部の業務をロンドンからパリに移すとの見方も出ており、これが悪材料となった。国泰航空(00293.HK)は投資判断と目標株価の引き下げを受けて下落率2位の4.14%安。新型機導入などを背景にROE(株主資本利益率)が低下傾向にあると指摘された。

 一方、本土系銀行株が堅調で、ハンセン指数を下支えしたほか、H株指数の反発に寄与。中国工商銀行(01398.HK)が2.32%高となり、ハンセン指数構成銘柄の上昇率3位だったほか、中国建設銀行(00939.HK)が1.43%高、中国銀行(03988.HK)が1.00%高、交通銀行(03328.HK)が1.00%高。海外の金融市場が不安定化したことを受け、中国人民銀行(中央銀行)が公開市場操作での資金供給規模を引き上げたことを好感した。こうしたなか、外国為替市場では人民元安が進んだ一方、香港ドルが買われており、本土から香港へ資金が流れているもよう。「港股通」の買越額も高水準を維持しており、本土からの資金が割安感のある本土系の大型株や通信株に流入したもようだ。

 そのほかでは世界的なリスク回避の動きを受け、先週末に続き金関連の銘柄が堅調。個別の材料があった銘柄では、万科企業(02202.HK)が3.83%安。現経営陣の退陣を筆頭株主が要求し、これが嫌気された。同社をめぐっては、筆頭株主の民営企業と主要株主の国有企業に加え、経営者の王石・董事長の三者が主導権を争っており、混乱が続いている。(中国部・千原)

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